更新:2019.05.27 作成:2019.05.14

【法律コラム】マッチングアプリは本当に安全か?

マッチングアプリ動向

        

若者の間では、マッチングアプリで友人や交際相手を探すことが珍しくなくなりました。
 


 
一方、中高年から見ると、マッチングアプリというものには、あまり良い印象は持っていません。
 
その大きな理由の一つは、「顔もわからない人の言うことは信用できない。怪しいに決まっている」という考え方が、根底にあるからです。
 
確かにこの考えは、一面では当たっているかもしれません。昔から日本は、お互いが顔を合わせることで、徐々に信頼関係を築いてきた社会だったからです。
 
ただし、現代のように、人とコミュニケーションを取るツールが増えてくると、頻繁に顔を突き合わせることで、次第に信頼関係を構築することが唯一の方法ではなくなりました。
 
既にマッチングアプリという、若者にとっては、コミュニケーションを図るツールがあるのですから、これをいかに有効に使うかが大切になってきます。
 
例えば、交通事故はいつ自分の身に起こるのかわかりませんが、かといって車を排除する生活は、もはや考えられなくなっています。マッチングアプリは、車とある意味で似ているのかもしれません。
 
それでは、マッチングアプリをどのように利用していけばいいのでしょうか。

マッチングアプリの安全な使い方

 
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まず、数多くあるマッチングアプリの中から、優良なものを厳選することです。それには、登録時に身分証の提示が義務付けられているものを選ぶことです。
 
最近の「婚活アプリ」では、身分証の提示が義務付けられていることと併せて、男性のみが有料になっているものもあります。これは女性にとってより安心できるアプリです。
 
二つ目は、軽率に自分のプロフィールに、個人情報を書かないことです。
 
確かに、ある程度の個人情報を公開すれば、自分の人となりが理解されやすく、マッチング率があがるかもしれませんが、一方で個人を容易に特定されることになり、危険をはらんでいます。
 
三つめは、安易に相手と会わないことです。会うまでは、相手のメッセージの内容、プロフィールを十分に見極める必要があります。
 
相手の条件が良すぎる(職業、年収など)、すぐに「会おう」と言ってくるなど、実際に顔を合わせるまでには、いくつもの高いハードルを作りましょう。
 
もし、自分で「この人だったら、大丈夫だ。会おう」と思っても、決して一人で、しかも密室で会わないことです。信頼の置ける人に同席してもらうなどの慎重さが大事です。
 


 

 

 
マッチングアプリを利用するときはいつも念頭に置いてください。
 

  1. 身分証の提示があるアプリを選ぶ
  2. プロフィールに個人を特定される情報を書かない
  3. 出会う相手は慎重に見極める

 
とにかく、マッチングアプリも相手も十分見極めて、うまく活用しましょう。