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【法律コラム】どこからストーカー行為になるのか?
そもそもストーカー行為とは
マッチングアプリや出会い系サイトにあるトラブルの一つが、つきまといです。このつきまといが度を過ぎると、ストーカー行為となりますが、どのような行動が該当するのか、判断の難しい問題です。以下の事例は、実際に被害に遭った女性の体験談です。
ストーカー被害女性の体験談
会う前のテンションが急速に低下して、初めて出会った人の車に2人きりでいることに、急に恐怖感を覚えました。そこで彼に、「体調が悪くなったから車を降りたい」と言ったら、彼の態度が一変して、「(自分が)タイプじゃないから、帰ろうとしているんだろう」と怒り出しました。
私が何度も車から降ろしてくれるように懇願し、やっと降りることができましたが、その後も罵声を浴びせられました。家に帰った後も、脅迫めいたメールが何通も届き、かなりの恐怖感を覚えました。サイトを直ぐに解約し、携帯番号、メルアドも変えましたが、彼がストーカーになりそうで怖いです。警察に届けた方が良いでしょうか?―
相談者である女性は、初対面の男性から罵声を浴びるなどされて、かなりの恐怖感を覚えられたことでしょう。その結果、「今後、彼がストーカーになるのでは…」と言った更なる恐怖感を持っておられます。
ストーカー行為にあたる具体例
「ストーリー行為」とは、相手に好意を持つ感情に基づいて、「つきまとい等」の行為を反復して行うことです。具体的には、以下の8つです。
① 住居、勤務先、学校その他通常所在場所でのつきまとい、待ち伏せ、進路立ちふさがり、見張り、押しかけ、付近をみだりにうろつく
② 監視している旨の告知等
③ 面会・交際・その他義務のないことを行うことの要求
④ 著しく粗野な言動、著しく乱暴な言動
⑤ 無言電話、拒絶後の連続した架電、またはファックス・電子メール・インスタントメッセージ・SNS等の送信、やブログ等への返信等
⑥ 汚物・動物の死体ほかの送付等
⑦ 名誉を害する事項の告知等
⑧ 性的羞恥心を害する事項の告知等、性的羞恥心を害する電磁気的記録ほかの送信
相談者の「警察に相談したい」という気持ちは十分理解できますが、上記のような具体的な行動がないと、「ストーカー行為」ではありませんから、警察も動いてくれませんし、動きようもありません。
ただこのままにしておくことは、相談者も不安だと思いますので、まずお勧めしたいことは、男性と出会った経緯、その日の出来事などをメモにして残しておくことです。そして、少しでも男性からの不審な行動を感じたら、用意していたメモに行動を追加記載して、警察に持参した上で相談してください。
よくある質問
「手書きのメモだけで証拠になりますか?」
もちろんストーカー行為に遭ったという確固たる証拠にはなりません。しかし、被害者が克明に記載したメモは、今までの経緯と現状の被害との因果関係について、警察に説明するための資料と言う位置づけになると思います。メモをしていることで、話を聞いてもらう警察に対しては、かなり好印象を与えるはずですし、被害の信憑性が増すはずです。
「言動が怖いと感じただけで通用しますか?著しく粗野または乱暴な言動に当てはまるかどうかの判断は誰がするのでしょうか。警察ですか?」
結論から言えば通用すると思います。要は、被害者が加害者の言動によって「恐怖心」を覚えたかどうかという点が重要ですから、他人(たとえ警察でも)が加害者の言動について被害者が恐怖を覚えるか否かを判断することではありません。
これは、セクハラなどのハラスメントにも言えることだと思います。
ストーカー行為を警察に届ける手順まとめ
- 出会った経緯、その日の出来事などをなるべく詳細にメモにして残しておく
- 少しでも相手からの不審な行動を感じたらメモに行動を追加記載
- 警察にメモ持参で相談
警察に行く前の段階でも必ず誰かに相談しましょう。
マッチングアプリや出会い系サイトで知り合った相手ならサポートへも必ず相談しておきましょう。
ストーカー事案データ
引用: 少年女性安全課 (令和2年1月23日)
全国のまとめデータです。減少傾向にあるもののゼロではありません。
単位(人数)
マッチングアプリや出会い系サイトで知り合った相手は「知人」に入ると思われます。
単位(人数)
30代、続いて20代の被害者が多いです。
単位(人数)
ストーカー行為は特定の年代に多いというわけではありませんので、相手がどの年代であっても用心するに越したことはありません。
データからするとストーカー行為は「元交際相手」のような、よく知っている間柄のほうが発生しやすいと言えます。
ネット上で知り合ったばかりのあまり知らない間柄で執着されるケースは多くはなさそうですが、用心するに越したことはありません。よく知らない相手に自宅や職場などをすぐに知らせないようにしましょう。