更新:2023.08.25
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マッチングアプリのしつこいストーカーの実態と対策

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男女関係なく、恋愛関係のもつれや過剰な好意を一方的にもたれることでストーカー被害に合う可能性は誰にでもあります。
 
マッチングアプリで出会った相手からストーカーを受け、殺人事件にまで発展してことも実際にあります。
 
マッチングアプリに関心のある男性、女性の中には、マッチングアプリを通じてストーカー被害に遭遇するのではと恐れている方も少なくないはずです。
 
マッチングアプリでストーカーに遭遇する可能性はどれくらい高いのか、ストーカー被害に合わないために知っておきたいことなどまとめました。
 
マッチングアプリを利用する前に、ストーカーについて理解を深めたい方はぜひチェックしてみてください。
 

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マッチングアプリでストーカー被害を受ける可能性と実際に起きた事件

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引用:ストーカー事案の概況
 
マッチングアプリに関係なく、警察に届出があったストーカー被害の件数は1700件を超えます。
 
ストーカー相談件数のみから判断をすると毎年日本国民の0.001%がストーカー被害にあっていると考えられますが、実際は氷山の一角でもう少し多いはずです。
 
割合で見ると少ないですが、件数は数千件と少ないとは言い切れず、誰しもがストーカー被害者になる可能性があります。
 

マッチングアプリでストーカー被害に遭遇する可能性はある?

ストーカー
事件
2014 2015 2016 2017 2018
元交際相手 1320 1050 1254 1128 828
知人関係等 238 230 329 381 261
職場関係 194 218 273 328 294
面識なし 137 100 214 227 163
配偶者
(元を含む)
108 76 100 86 137
その他 163 245 313 216 63
不明 44 38 103 60 38

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引用:ストーカー事案の概況
 
上記のストーカー加害者の属性を見ると分かりますが、マッチングアプリが直接の原因になってストーカー被害に遭遇する可能性は非常に低いことが分かります。
 
なぜなら、ストーカー加害者で最も多いのが、元交際相手、職場関係者、配偶者など身近の相手である割合が高いからです。
 
しかし、実際にマッチングアプリを通じて、殺人事件にまで発展したケースはあります。
 

マッチングアプリを通じたストーカー被害

Tinderという有名なマッチングアプリを通じて、ストーカーから殺人事件にまで発展したことが実際にありました。
 
マッチングアプリを通じて知り合いになり、典型的なストーカー事件のように、執拗に出会って欲しいと迫ったそうです。
 
ただし、この事件があったからといって、マッチングアプリは危険と判断するのは間違っているといえます。
 
マッチングアプリ外での被害の方が圧倒的に多いです。
 
しかし、マッチングアプリにストーカー予備軍がいるのは間違いなく、ストーカーになりそうな異性とのマッチングは極力避けれるのがベストです。
 
マッチングアプリでできるストーカー対策と、ストーカー被害にあった時の適切な対応を順々にみていきます。

マッチングアプリでやっておきたいストーカー対策

マッチングアプリはオンラインで、かつ全く面識のない異性と出会うため、男性、女性関係なく、ストーカー対策をしておくのは重要です。
 

アプリ内で個人を特定できる個人情報を明かさない

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多くのマッチングアプリは匿名で利用することができます。
 
プロフィール項目として、職業のジャンル、年齢など複数項目を入力することになりますが、個人情報は明かしすぎない方がいいです。
 
特に絶対に知られてはいけないのが、具体的な所属会社名、本名、住んでいる場所です。
 
この3つは実際に会って、信頼できそうな相手のみに教えます。
 

不信感のあるユーザーと連絡先交換しない

マッチングアプリを利用していると、特に男性からLINE交換、メールアドレス交換を要求されることがあります。
 
LINE交換をした際に、名前、顔写真を知られそうな場合は、出会うまではマッチングアプリ内でのみ連絡をし合うのがおすすめです。
 
もしも、相手からどうしても交換したいと言われた場合は、知られても問題のないメールアドレスを教えるのがいいかもしれません。
 

SNS対策はなるべくしておくべき!調べられるかも?

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マッチングアプリで多くの異性と接している方は、SNSの公開範囲を友達だけに設定しておくのをおすすめします。
 
ストーカーの中には、SNSを見て、行動を把握した上で待ち伏せをするストーカーもいます。
 
誰でも見れるSNSが、ストーカーにヒントを与えてしまうことも無いことではありません。

 

初回デートは人目のつく場所で

初回から、何回かのデートは人目のつく場所で会うようにします。
 
家、ホテル、カラオケの個室、漫画喫茶、車など密室でのデートはなるべく避けるのがおすすめです。
 
強引に誘われたり、連れ込まれそうになったら、周りに助けを求めるのも有効な手段だと考えられます。

ストーカー予備軍をエスカレートさせないための対処法

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「この人、危ないかも、しつこすぎる」と感じたら、次に考えなければならないのはエスカレートさせないことです。
 

どれだけ要求があっても出会わない

ストーカー予備軍はとにかく会って話したいと考えます。話せば分かってくれると、強く信じ込んでいるケースは少なくないです。
 
どれだけ会いたいと言われても、絶対に会ってはいけません。
 
Tinderの事件では、加害者からしつこく会いたいと言われ、会いに行った結果、事件に繋がっています。
 

気がないのに相手とズルズル関わり合わない

人間的に信頼できない異性に、一方的に好意を持たれている場合は、関係を断つのが一番です。
 
絶対にやってはいけないのが、相手からのメッセージや電話に返事をすること。
 
どんな返答であっても、相手を勘違いさせ、ストーカーをエスカレートさせることに繋がってしまいます
 
LINE、通話はブロック、今後一切返答しないなど伝えてしまうのも大切です。

マッチングアプリを通じてストーカー被害にあった時はどうすべき?

エスカレートをすると、しつこいメッセージだけではなく、実際に居場所を特定されつきまといをされることがあります。
 
ここまでくると、ストーカーに該当しますが、相手がストーカーになった場合は危険なことにならないためにも、早くに対策をしておくのが重要です。
 

誹謗中傷やストーキングの証拠はなるべく多く集める

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ストーカーをされていることを警察に相談する上で、ストーキングの証拠を集めておくのは重要です。
 
例えば、音声録音、写真、動画、相手が渡してきた手紙など集められるものはとにかく集めておくようにします。
 
怖いかもしれませんが、証拠を集めることがストーカー撃退の近道です。
 
難しい問題ですが、相手にこんなことを言われたなど、第三者が客観的に確認できないものは証拠とはなりません。
 
見せることができ、聞かせることができる証拠を集めるのが重要です。
 

つきまといはなるべく早く警察に相談

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つきまとわれている場合は、なるべく早い段階で警察に相談しにいくのがおすすめです。
 
警察はストーカー対策に関する知識を持っているため、どうすればいいのかアドバイスをもらうこともできます。
 
警察に行く際は、スムーズに話を聞いてもらうためにも、なるべくストーカーされている証拠を持っていくのがおすすめです。
 
被害届を出し、受理されれば、自宅周辺の見回りを強化してくれることもあります。
 

相手の個人情報を把握している場合は弁護士に相談

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相手の名前、住所が分かっている場合は弁護士に相談するのがおすすめです。
 
弁護士に相談することで、内容証明を発行し、法的にストーカーを追い詰めることができます
 
頭が熱くなってしまっているストーカーを一度、理性的にするためにも、有効な手段の一つです。
 

ストーカーが誰なのか分からない場合は探偵に相談

ストーカー被害の中で、面識のない相手によるものは意外とあります。
 
面識がない相手からのストーカーは非常に恐怖を感じるものですし、行為がエスカレートしている場合は、早めに正体をつきとめるのが重要です。
 
ストーカーの特定をする上で役立つのが、探偵で、身元調査をしてくれます。
 

意外と有効!防犯ブザー

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防犯ブザーというと、小学生のイメージが強いかもしれませんが、ストーカー被害にあっている方は絶対に持っておくべき必需品です。
 
恐怖を感じた時や、自分よりも力の強い相手から襲われた時は助けを呼ぶのに十分な声量を出せないことがあります。
 
防犯ブザーは引っ張るだけで、簡単に助けを呼ぶことができるので、万が一に備えておきたいアイテムです。

まとめ 心配な方は最低限のストーカー対策を

マッチングアプリを通じて、ストーカーに遭遇する可能性は低いものの、絶対に無いわけではありません。
 
SNSの特定、つきまとい、脅しなどをマッチングアプリで出会った相手にされた場合は、早い段階で必ず対策をするようにしてみてください。
 
基本的にマッチングアプリは安全に使用できるはずなので、出会いを探したい方は、個人情報に気をつけて活用してみるのをおすすめします。