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ママ活詐欺の手口全10種類|対策と詐欺ママの見分け方を解説
「ママ活に興味があるけど、詐欺に遭う可能性があるって本当?」
「ママ活詐欺の具体的な内容が知りたい」
この記事は、上記のような疑問を解決するためにママ活詐欺の手口全10種類について解説します。
事前対策や詐欺ママの見分け方についても参考にするので、自分の身を守るための参考にしてください。
見出し
ママ活詐欺の危険な手口【全10種類】
お金のためにやるはずのママ活も、詐欺の被害に遭ってしまうと逆に多額の金銭を奪われてしまう可能性があります。そのようなことにならないよう、全10種類あるママ活詐欺の手口を把握しておきましょう。
①悪質サイトへの登録を誘導される
ママ活詐欺のよくある手口として、悪質サイトへの登録を誘導されるパターンがあります。
悪質サイトとは、いわゆる「ワンクリック詐欺」といわれるサイトのことです。相手から提示されたURLをクリックするだけで「当サイトへの会員登録が完了しました」などと通知され、高額な月額料などを請求されます。
もしくは、会員登録を促して個人情報を抜き取ることを目的としている場合もあります。
この手口は「このサイトに登録すれば、ママ活相手を紹介する」などの誘い文句で誘導してくるのが特徴です。騙されないよう注意してください。
②LINE交換後、IDを業者に売られる
出会い系アプリやSNSなどでママ候補の女性とメッセージのやりとりをしたのちに、LINE交換を打診された場合は要注意です。そのLINE交換はあなたのアカウント情報を聞き出すことが目的であり、あとあとその情報を業者に売られる可能性があります。その場合、LINE交換が完了した時点で、相手の女性とは音信不通になるはずです。
よって、女性側からLINE交換を打診されたら警戒した方がいいでしょう。できれば、LINE交換は実際に会って相手の信頼性を確認してからにすることをおすすめします。
③紹介料を請求される
ママ活詐欺の定番ともいえる手法が、紹介料の請求です。
SNSなどで「ママを紹介します」といってくる人物は、必ずその代償として高額な紹介料を請求してきます。もちろん、相手は紹介料を騙し取ることが目的なので、お金を支払ってもママを紹介してくれることはありません。
場合によっては、女性と数通のメッセージのやりとりをさせてあなたからの信頼を得てから、紹介料を請求されるケースもあります。この場合も、紹介料を支払ったあとはその女性とのやりとりは途絶えるはずです。
④保証金を請求される
紹介料に似た手口として、保証金を請求されるケースがあります。
ママ候補から「会う前に、信頼の証として〇万円を先に振り込んで欲しい」などといわれるのが保証金詐欺の手口です。「先払い分のお金は、後々のデートで還元する」というのもよくあるパターンの1つだと覚えておきましょう。
本来のママ活では、男性側がお金を出すことはありません。女性からお金を要求された時点で、その女性との関わりは断った方が賢明です。
⑤仮想通貨購入を勧められる
海外旅行などの写真を使ってママのゴージャスな生活をアピールされた後に、仮想通貨購入を勧められるケースがあります。「これを購入すれば、あなたも大金が手に入るよ」というのがよくある誘い文句です。
勧められた仮想通貨を購入すると、ママにはアフィリエイト収入が入ります。一方、あなたは儲かるわけでもママ活できるわけもなく、何の得もありません。その女性からの返信も途絶えてしまうでしょう。
⑥ネズミ講・マルチ商法に勧誘される
ママ候補として知り合った女性から、ネズミ講やマルチ商法に勧誘されるケースがあります。
ネズミ講やマルチ商法は、何でもない商品に大金を支払って購入し、それをさらに高い金額で他人に売るというのが特徴です。売る側に回ってしまうと違法行為となる場合もあるので、巻き込まれないように注意しないといけません。
また、場合によってはママから直接勧められるのではなく、講習会などに一緒に参加するよう促されるケースもあります。ママ活とは一切関係のない世界なので、誘いに乗らないよう注意してください。
⑦夫と名乗る男から恐喝される(美人局)
ママと体の関係を持ったのちに、夫と名乗る男から恐喝されるケースがあります。これを美人局といい、男女が共謀しておこなう犯罪のことを指します。
口止め料や慰謝料として多額の金銭を要求された挙句、暴行を受けるなどの被害に至る可能性もあるので注意が必要です。
実際に体の関係を持っていなくても、2人きりになれる個室などに入っただけでいいがかりをつけられる場合もあります。相手の女性を信頼できるまでは、カフェデートなどに留めておいた方が賢明です。
⑧食い逃げ・ヤリ逃げされる
ママ活として食事デートやホテルデートを楽しむはずが、自身がトイレやシャワーに入っている隙に食い逃げ・ヤリ逃げされるケースがあります。これは、男女が逆の立場となってパパ活でも時折起きているトラブルです。
ママ活を希望する女性の中には「若い男性とデートを楽しみたいけど、お金は払いたくない」と考えている方も一定数います。見極めが難しいところですが、関係性が深まるまでは短時間のカフェデートなどに留めておいた方がいいでしょう。
⑨ゲイ・ニューハーフであることを会ってから知らされる
アプリなどで知り合った女性と会うことになり、待ち合わせ場所に向かうとゲイの男性やニューハーフが待っている場合があります。アプリ内で提示している女性はネットで拾った画像で、いわゆる「なりすまし」といわれる行為です。
そう滅多にあるケースではないかもしれませんが、初対面時は待ち合わせ場所の近くで様子を伺った方がいいかもしれません。
⑩サイバーパトロールの警察に補導される
詐欺とは少し違いますが、ママ活相手を募集していた17歳の少年がサイバーパトロールの警察に補導されたという事例があります。
ママ活・パパ活をしたいと考える高校生や中学生が、その相手探しとして使うツールがSNSです。しかし、児童のそのような行動は大きな犯罪やトラブルに繋がる可能性があるため、警察も警戒しています。
SNSでのママ活相手探しは、警察だけでなく、ここまで紹介してきた詐欺の被害に遭いやすいためおすすめできません。中学生や高校生はもちろんですが、18歳以上の方もSNSは本来の使い道でのみ使用してください。
ママ活で詐欺に遭った場合の対処法
この章では、ママ活で詐欺に遭った場合の対処法を解説します。被害を最小限に抑えるため、そして加害者の悪の根を断つために、必ず把握しておいてください。
警察に相談する
詐欺は立派な犯罪行為です。美人局による恐喝や暴力はもちろん、仮想通貨による投資詐欺なども詐欺罪が適用される対象となります。
ママ活詐欺の内容によっては刑法に違反しないものもありますが、犯罪に巻き込まれた場合は警察に相談しましょう。
クレジットカード会社・携帯キャリアに連絡する
ママ活の紹介料や保証金を、クレジットカードやキャリア決済で支払った場合は、クレジットカード会社・携帯キャリアに連絡しましょう。詐欺であった場合は、事情を話せば支払いを止めることができます。
また、美人局の恐喝や、食い逃げ・ヤリ逃げと同時にクレジットカードやスマホを奪われた場合も同様です。然るべき機関に連絡することで、不正利用を防ぐことができます。
国民生活センターに相談する
国民生活センターは、詐欺に遭ったときの対処法を具体的に提示してくれます。
特に、詐欺に遭ったときは何がどうなっているのかわからず、パニックに陥ってしまいがちです。国民生活センターの相談員にアドバイスを求めることで、冷静さを取り戻して適切な対応をとれるはずです。
ママ活で詐欺に遭わないための対策
ママ活で詐欺に遭わないための事前対策として、以下の7項目を実践してください。相手の写真やプロフィールが魅力的であればあるほど、男性は盲目になってしまいがちです。取り返しのつかないことにならないよう、基本事項として押さえておきましょう。
安全なアプリ・サイトで相手を探す
ママ活の相手探しは、安全なアプリ・サイトで探すのが鉄則です。安全なアプリ・サイトとは、インターネット異性紹介事業として登録しているワクワクメール・PCMAXなどの大手の出会い系アプリなどを指します。
インターネット異性紹介事業に登録しているサービスの運営会社は、法令を遵守しながら利用者の安全を守ることを第一に考えています。24時間365日体制のサイト内パトロールなど、不正ユーザーを駆除するための施策を投じているのです。
逆に、SNSやマイナーな出会い系アプリは詐欺師の温床となっているので危険です。
利用者の安心・安全を守る仕組みがあるかどうかを調べたうえで、ママ活の相手探しに適切なサービスを利用しましょう。
送られてきたURLを開かない
相手から一方的にURLを送られてきたら、十中八九悪質サイトへの誘導だと思って間違いありません。タップするだけでも会員料金などを請求される可能性があるので、十分注意してください。
また、誤ってURLを開いてしまい、支払いを請求する画面が表示されても動じないでください。あなたがクレジットカード情報を入力したり、キャリア決済の操作をしたりしない限りは、金銭を奪われることはありません。
LINE交換を求められたら警戒する
女性側からLINE交換を求められたら、安易に受け入れずに警戒してください。
もちろん、健全なママからLINE交換を求められるケースもあるでしょう。しかし、相手の素性がわからないうちは、LINE交換は受け入れない方が賢明です。できれば、LINE交換は会ってからにすることをおすすめします。
紹介料・保証金の請求には応じない
「ママを紹介する」という名目での紹介料、「信頼のため」という名目での紹介料の請求には応じないでください。通常、ママ活では男性がお金を支払う場面はありません。
詐欺だと判断して間違いないので、ブロックするなどして自身の安全を守ってください。
勧誘行為は全て無視する
仮想通貨の購入や、ネズミ講・マルチビジネスなど、女性からの勧誘行為は全て無視してください。
ママ活はデートを楽しむことが女性側の目的であり、何らかの勧誘をする必要は本来ありません。よって、勧誘された場合はその女性は最初からそれが目的だったということです。
出会い系アプリであれ、SNSであれ、勧誘行為は規約で禁止されています。ブロックすると同時に、運営に通報して他のユーザーを守ってあげましょう。
できれば先払いでお手当をもらう
食い逃げ・ヤリ逃げを防ぐために、できれば先払いでお手当をもらうことをおすすめします。もちろん、会う前にお手当をもらうのは難しいですが、デートの序盤にもらうことは可能なはずです。
また、そのためにはメッセージのやりとりである程度の信頼を得ておく必要もあるでしょう。詐欺の被害に遭うリスクを避けるためにも、ある程度は仲良くなれるようメッセージのやりとりに時間をかけることをおすすめします。
大人の関係は数回のデートを重ねてからにする
ママ活相手と大人の関係を持つのは、数回のデートを重ねて相手の信頼性を確かめてからにしてください。
初回デートから大人の関係に進むのは、ヤリ逃げや美人局の被害に遭うリスクがあるので危険です。あなたが拒否しているにも関わらず、大人の関係を強要してくる女性は詐欺目的だと判断していいかもしれません。
詐欺ママの特徴・見分け方
ママ活で詐欺被害に遭わないためには、詐欺ママの特徴・見分け方を押さえておくことが大切です。やりとりする前や、やりとりの序盤で気付ければ、大きなダメージを負うことはありません。
美人過ぎる・セクシー過ぎる
美人過ぎる・セクシー過ぎる写真を掲載している女性は、かなりの高確率で詐欺目的だと思って間違いありません。そもそも、そこまで容姿に魅力がある女性なら、アプリを使わなくても男性関係には困らないはずです。
美人過ぎる・セクシー過ぎる女性は、詐欺のターゲットの気を引くために、魅力的な女性の写真を使ってなりすまし行為をしています。近寄らない方が賢明です。
条件が良すぎる
ママ活の条件が良すぎる場合は、詐欺の可能性が高いので警戒してください。
例えば食事デートをするだけで1万円など、パパ活ではありえますが、ママ活ではかなりのレアケースです。そこまでの好条件を提示するということは、その裏側に何かあると考えた方がいいでしょう
メッセージに定型文っぽさがある
メッセージに定型文っぽさがある女性は、かなりの確率で詐欺目的だと考えて間違いありません。誰にでもあてはまるような定型文の文章は、ターゲットを狙う詐欺ママの常套手段だといえます。
不特定多数の男性に定型文メッセージを送り、反応があった男性に狙いを定めて陥れようとしています。特に、いきなり相手からメッセージが届いた場合は、その文章が本当に自分だけに向けられているか確認した方がいいでしょう。
即会い・即LINE交換を求めてくる
即会い・即LINE交換を求めてくる女性は、詐欺目的の可能性が高いので警戒してください。
通常は、男性よりも女性の方が、ネット経由での出会いを警戒するものです。即会い・即セックスを求めてくる女性は、その先に本来の目的があると考えた方がいいでしょう。
待ち合わせ場所を指定してくる
待ち合わせ場所を指定してくる女性は、美人局を警戒した方がいいでしょう。特に、こちらが他の場所を指定しても受け入れてくれない場合は要注意です。
美人局は男女が共謀しておこなう犯罪行為のため、加害者の2人はイレギュラーを発生させるわけにはいきません。待ち合わせから予定どおりに進ませるために、自身の希望を押し通すしかないのです。
こちらからの待ち合わせ場所の指定を受け入れてくれない女性は、警戒した方がいいでしょう。
サイトやアプリの登録から日が浅い
サイトやアプリの登録から日が浅い女性は、詐欺目的のユーザーだと思って警戒した方がいいでしょう。詐欺目的のユーザーは、運営に通報されてアカウントを削除されても、電話番号を変えて再登録しています。
登録から日が浅い女性は正体が掴みづらいため、避けておいた方が賢明です。
SNSや掲示板でのママ活相手募集が危険な理由
SNSや、無料で利用できる掲示板でのママ活相手募集は危険です。
まず、それらのサービスには利用者の身分を確認するシステムがありません。具体的には身分証明書を使った年齢確認や本人確認がないため、詐欺目的のユーザーが簡単にアカウントを作れてしまいます。また、アプリ内を監視パトロールするシステムもないため、悪質なユーザーを運営側が発見して対処してくれることもありません。
SNSや掲示板での相手募集はやめて、安全な出会い系アプリを使いましょう。もしくは、バーで一人飲みしている女性に声をかけるのも有効です。
詐欺よりも危険なママ活の落とし穴【慰謝料請求】
ママ活には、詐欺よりも危険な落とし穴があります。それが、ママの配偶者からの慰謝料の請求です。
既婚者のママと体の関係を持ってしまうと「不貞行為」となり、それをママの配偶者に知られてしまうと慰謝料を請求されてしまいます。また、身体の関係はなくても、2人きりでデートしていることを知られた時点で「精神的な苦痛」を理由に慰謝料を請求される場合もあるので注意してください。
慰謝料の金額は数百万円単位となることも多く、ママ活をする年代の男性に払える金額ではありません。よって、保護者も巻き込んだ大がかりなトラブルに発展する可能性もあります。十分注意してください。
まとめ
ママ活には、10種類の詐欺が起こりうる危険性があります。
詐欺の被害に遭わないためには、まずは相手側の手口を知ることが大切です。そのうえで日頃から対策を打ち、詐欺ママを見分ける目を養う必要があります。
健全なママ活をスタートさせるには、危険性の極めて低い大手の出会い系アプリなどで相手を探し、少しでも怪しいと感じたらその時点で身を引くことが大切です。
自分を守るための対策を投じながら、素敵なママとの出会いを探していきましょう。