出会い系サイトの攻略法

2017.04.15

口コミ体験談から学ぶ!出会い系詐欺被害の実態

恐ろしいサクラ被害の実態

出会い系サイトと言えばサクラによる詐欺が日常化していますよね。
実際に出会い系を利用していてサクラに遭遇したことはあってもサクラにお金を騙し取られた経験を持つ人はあまりいないのではないでしょうか?
身近にサクラ被害にあった人がいればその恐ろしさは重々理解されていると思いますが、ニュースやネット情報だけだといまいちピンとこなくて心のどこかでは「自分は大丈夫だから」と他人事のように感じている人も多いはず。
しかし、出会い系のサクラがここまで騒がれるにはそれ相応の理由があります。
今回は実際にサクラ被害にあわれた方々のリアルエピソードと共に詐欺の手口と恐ろしさについてご紹介していきましょう。

メールだけで700万円を騙しとられたAさんの口コミ体験談

出会い系サイトには色んな人が登録しています。
セフレ探しをしている人、真剣に彼女を探している人、寂しさを紛らわせたい人、話し相手が欲しい人などなど、利用者によって目的はバラバラですが、工作員は話の流れから相手の目的を瞬時に察知してその弱みにつけこんできます。
後期高齢者社会の日本では一人暮らしのお年寄りが多いため、寂しい思いをしている高齢者の心を利用した詐欺が頻発しています。
今回の被害者Aさん(70歳)もその1人で、長年連れ添った妻と死別、子供2人はとっくに独立し今は年金で一人暮らしをしている身の寂しいご老人です。
そんなAさんが出会い系サイトを始めたきっかけは女性との出会いを期待するというよりも、ただ単純に誰かと話がしたい、話し相手が欲しいというささやかな望みからでした。
運悪くAさんが登録したサイトは悪質な詐欺サイトで、登録しているユーザーのほとんどは運営側が仕掛けたサクラ。Aさんがサイトに登録するとすぐさまサクラからのメールが届きました。
しかし、出会い系サイトなど使ったこともないAさんはそのメールを疑うどころか、女性からのメールに喜びを噛みしめ早速返信したそうです。
ちなみにAさんが登録した出会い系サイトはメールの送受信1回につき400円の利用料がかかり、メールを継続するには当然課金するほかありません。
Aさんは女性からのメールに夢中になるあまり気が付けば1ヵ月で20万円前後のお金を使ってしまっていたそうです。
最初はメールのやりとりだけでも十分満足していたAさんですが、次第に相手の女性に会いたいという欲がでてくるようになります。
それもそうですね、これだけの大金を使ったのですから、ここまで来て「会わない」という選択はAさんの中ではあり得ないことだったのでしょう。
サクラと一度でも会ってみたいAさんは「メールアドレスを交換しよう」と提案します。そしてサイト内のメッセージにメールアドレスを記して送ったそうです。
しかし、ここで運営側からあり得ないメッセージを受け取ります。

「電話番号並びにメールアドレスなどは個人情報となりますので、サイト内でこれらの情報を交換するには情報開示手続き費用を振り込んでいただく必要がございます。手続き費用は1回あたり100万円となっております」

といった内容の連絡だったそうです。
普通の思考を持つ人であればさすがにこの時点で「騙されてる!」と気付くものですが、サクラに夢中になっていたAさんはとにかく連絡先を交換したい一心でお金を振り込んでしまったそうです。
その後も「通信エラーで……」とか色々な言い訳をされて結局3回に渡って合計300万円を振り込んだそうです。
その後しばらくは直接アドレスの方でもやりとりを続けていたそうですが、次第にサクラからの連絡がこなくなり音信不通に。
慌ててサイトの方も確認してみるとサービス終了してHPも見れない状態になっていたそうです。
Aさんはこの時初めて自分が騙されていたことに気付いたそうです。
Aさんは知り合いから弁護士を紹介してもらい悪質業者から騙し取られたお金の返金を求めて今も奮闘中ですが、こうした被害は身近なところで実際に頻繁に起きています。
Aさんはたまたま知り合いの弁護士を紹介してもらったので良かったものの、こうした出会い系詐欺の被害者をターゲットにした偽法律事務所を新たに立ち上げて二重にお金を騙し取る詐欺グループも増えています。
被害にあわれて弁護士や司法書士に相談する際も、信頼できる法律事務所かどうか見極めが大切です。

サクラのバイト募集の実態

サクラバイトの募集内容

出会い系サイトに蔓延るサクラは純粋に出会いを求める男性から金銭を騙し取ることを目的とした詐欺集団の一味です。
出会い系のサクラは立派な犯罪ですが、残念ながら警察が本腰を入れて捜査に当たるような犯罪というのはごく少数で、ほとんどの被害者が泣き寝入りを強いられるか、サクラ被害を訴えても証拠不十分ということで返金要求できないのが現状です。
数千円単位から数千万円の被害額にも上るサクラ被害ですが、こうしたサクラのほとんどがアルバイトであり、しかもそのアルバイトは一般の人が目にする求人誌に普通に掲載されているのをご存知でしょうか?
ただし、一般の求人誌と言っても『サクラ募集』とか『メールレディのお仕事』なんて堂々と記載すると制作会社の方から警告されて掲載取り止めになる可能性があるのであからさまな募集に仕方はしていません。
ではどのように募集を募っているのかと言いますと、『メールオペレーター』もしくは『データ入力』という名称で募集をかけているのです。
これならサクラの仕事から大幅にズレることはありませんし、PC操作に慣れている人材が応募してくるのでサクラの仕事にもすぐ慣れます。
しかもデータ入力とかメールオペレーターなんてそれほどスキルも求められそうにありませんし、バイト感覚で気軽にはじめられそうな仕事内容なので応募者も殺到しやすいんですね。
あと、サクラバイトは基本的に高待遇で募集をかけているので、ほかの求人よりも目に付きやすく条件に釣られて応募してくる人が多いことが特徴です。
大抵アルバイトの時給は安くて1200円からスタート、高ければ2000円スタート。正社員の場合は月給30万円からスタートで交通費別途支給とかなりの好条件となっていますので見分け方としては非常に簡単です。
「仕事も楽そうだし好条件だし最高の職場かも!」ということでいざ面接に行ってみると「出会い系サイトのサクラの仕事をやってください」と言われます。
よく「サクラだと知らずにメールしていた」なんて言い訳をするアルバイトがいますが、働くことを了承した時点であなたも詐欺集団の一味と見なされ、出会い系詐欺に関与していたことになります。
どのような言い訳も警察の前では通用しなくなるので、好条件に惑わされて軽い気持ちで仕事を引き受けないよう十分ご注意ください。

サクラバイトの仕事内容

さて、サクラとは実際どのような仕事内容なのでしょうか?
もちろん出会い系サイトで男性会員とメールのやりとりをすることがサクラの主な仕事なのですが、実はそれだけではありません。
まず、事務所に到着すると早速パソコンの前に座ってメールをチェックしていきます。
アルバイトは複数人いて、その都度担当するキャラクターが変わります。
キャラクターとは、出会い系サイト内で使用する架空の人物のことで、もちろんこの人物は実在していません。
写メ、プロフィール、メールのやりとりで書かれていたことすべてに至るまでサクラが考えた架空の作り話。
そしてサクラたちは男性が食いつきそうな魅力あふれるキャラクターを日々考案しているのです。
出会い系サイトは流行モノです。
新しい会員が入ってくれば男性たちも物珍しさから飛びついてきますが、時間が経てば飽きてしまって見向きもしなくなります。
見向きもされなくなったキャラクターにお金を落としてくれる男性会員はいませんので、また新しいキャラクターを投入する必要があります。
このようにして悪質詐欺サイトは着々と男性会員からポイントを吸い取っているのです。
男性会員からしてみるとサイト内のやりとりよりも早くLINEやメールに移行した方がポイントも使わずに済むのでだいたいはID交換を要求してきます。しかしサクラはそこからさらにサイト内で引っ張ることが目的です。ポイント課金してくれなければサクラの意味もありませんので、もちろんここは上手くかわします。
ただ、最近の傾向としてすんなりとID交換に応じるサクラが増えてきたのも事実です。
ちなみにID交換後は別のサイトに誘導してまた課金させることが目的なので、結局のところ課金するサイトが変わっただけに過ぎないのですが、LINEのIDを教えてくれたということで警戒心を弱める男性も多いようです。
時給制で仕事をしているサクラは一人の男性とマンツーマンでやりとりする時間も割くことができますが、歩合制でやっているサクラはだいたい複数人と同時進行でメールをしています。
なので、メールの内容すら読んでいませんし次に繋げるためにはどう返事を打てばよいか?ということにしか興味がありません。
適当に話題を繋げるためにテンプレートを作成して複数人に一斉送信するパターンが王道ですが、相手によってキャラクターを変えて返信率を高める手法を用いているようです。
ちなみにサクラバイトでもトップクラスになると時給3000円以上の給料を貰っている人もいるようで、そういう人たちはメールの中身を見ずに返信を送っているようです。
稼げるキャラクターを次々と作り出し、尚且つ一定数の返信率をキープしているサクラバイトが存在している以上、こうした悪質サイトは世の中から無くなることはないのでしょう。

結婚を匂わせた恋愛商法で1000万円を騙し取られたFさんの口コミ体験談

デート商法、結婚詐欺、恋愛商法と言えば昔からある詐欺の手口ですが、こういった詐欺が出会い系サイトを中心にここ数年の間で急増しているそうです。
ここではそんな恋愛商法の手口によって1000万円を騙し取られたFさんの体験談をご紹介しましょう。
出会い系サイトで真剣に恋人を探していたFさん。色々な女性会員にアプローチをしてみたそうですが、出会うどころかメールすら続かない状態に次第に焦りを感じ始めていたある日、Fさんのもとに見知らぬ女性から1通のメールが送られてきます。
「あなたのプロフィールを見てとても気になりました。よければお話しませんか?」
という内容だったそうです。
女性からメールがくることなど滅多にないので最初は戸惑いを感じたものの、とりあえず返信メールを送ることにしたFさん。
するとすぐに相手の女性から返事がきて他愛のないやりとりが続くようになったそうです。
出会いがネットだけに警戒心も少なからずあったそうですが、メール内容に特別不審な点もなく、別サイトに誘導したりビジネスの勧誘などもされなかったため、やりとりを続けていくうちにすっかり相手の女性のことを信用するようになっていったFさん。そしてメールを開始して2カ月後には会う約束を取り付けることに。
この時既に女性とは恋人同士のようなやりとりを交わしており、Fさんも女性と付き合う気持ちで会う意思を固めていたそうです。
実際に対面してもメールの印象そのままに、順調にデートを楽しむことができそうです。
それから2~3回デートを重ねて女性に結婚を前提に交際を申し込んだところ、快くOKしてもらえたそうですが、そこからがFさんにとって地獄のはじまりでした。
彼女はまず「老後のことが心配だからしっかりと資産を残せるように今から準備しておきたい」と投資の話を持ち掛けてきたそうです。
Fさんは投資などまったく興味がなかったので、彼女の言うままに高額なマンションを35年ローンで購入。
次に彼女が持ち掛けてきたのは200万円もする宝石の購入でした。
「私を本当に愛しているなら買ってくれるでしょ?」とねだってくるわけですね。
こうして彼女は「結婚」という言葉をエサにFさんに次から次へと高額商品を購入させて、わすが半年という短い期間の間で1000万円もの大金を貢がせたのです。
女性に夢中になっていたFさんは「彼女との新婚生活のため」「彼女が望むなら」という純粋な気持ちでお金を使っていたのですが、それも空しく次第に彼女との連絡は繋がらなくなり音信不通の状態へ。
電話やメールも繋がらなくなってから、さすがにこれはおかしいと思ったFさんは彼女から教えてもらった自宅住所と職場を尋ねますがここではじめて彼女が偽名を使っていたことが明らかとなるのです。
もちろん知らされていた住所、職業なども真っ赤な嘘。
ここでやっとFさんは騙され続けていたことに気付いたそうです。
電話番号やメールアドレスも既に使用されていないため、彼女がどこの誰なのか特定するにはかなりの労力とお金を費やします。
それでなくともその時のFさんには多額の借金が残っていたので、弁護士や興信所を使う手段はとても考えられなかったそうです。
Fさんは今でも彼女のために購入したマンションのローンを払い続けているそうですが、今回の被害にあってから「もう結婚を夢見ることは無くなった」と語ってくれました。
今はネット社会と呼ばれるほどに誰でも容易くネットにアクセスし、見知らぬ人とコンタクトが取れる時代となっています。
しかし、技術が進むにつれてそれを上手く活用できず結果的にネットに飲み込まれてしまう、ネットのメリットが仇となってしまう部分も否定はできません。
今回のFさんのケースでも言えることですが、ネットでは誰もが偽物の存在になりすますことができます。
しかし、その人物の言っていることが本当なのか嘘なのか、それを証明することはネット上では不可能です。
現実社会であればFさんのように彼女が偽名を使っていた、というリスクもほぼ回避できますが、ネット上だとそうはいきません。
相手に好意を寄せているなら尚更です。
あまりにしつこく問いただせば嫌われるかもしれないから、彼女が去っていくかもしれないから、ということを恐れて気になっていることも言えないケースが多いのです。
こうした惚れた弱みに付け込む詐欺も出会い系サイトには多いのです。
特殊詐欺と呼ばれる詐欺事件の被害総額は平成26年の時点で約559億と過去最悪の数字を記録しています。
「こういった手口に気を付けて」「これは詐欺です」と巷で散々警告されているにもかかわらず、なぜ詐欺による被害が減らないのでしょうか?
それは「自分は詐欺に引っ掛からない」という過信と「この人なら大丈夫」だと無条件に相手を信用してしまうことに2点に問題があるからです。
先ほども申し上げたとおり、出会い系サイトは誰もが偽物になりすませる場所です。
相手に悪意があれば嘘をついて騙すこともできますし、誰でも被害にあう可能性はある、と考えて利用された方が実際に詐欺業者に出会った時も冷静に対応することができるでしょう。
もしやりとりしていく中で少しでも違和感を感じることがあったら、そこで即答せずにワンクッション入れるようにしてください。
「少し考えてから連絡します」とでも言って、一度冷静になってみましょう。そして相手のことを自分なりに調べてみてください。
氏名が分かっている場合は名前で検索する、住所がわかっているなら実在する住所が確認する。
また相手のリアクションも判断材料になります。
例えば、後日改めてと連絡して以下のような返信が返ってきたら要注意です。

「えー今すぐお返事ください!○○さんと今すぐにでも会いたいのに」
「私に興味なくなったんですか?私は○○さんと仲良くなりたいと思ってるんですけど」
「携帯が壊れそうなのでとにかく今お返事だけでももらえませんか?」

という具合に、催促のメールがきたらサクラか勧誘か、それ以外の詐欺業者なので相手にしないようにしてください。
そもそも、今すぐに返事をしなければいけない理由などありませんし、返事を急ぐこともないはずです。
サクラの場合はLINEから別サイトに誘導された時に特にこういったメールが届くようになるので、騙されないようにしてください。

サクラより怖い!ネットワークビジネスの手口

ネットワークビジネスとは

出会い系サイトと言えばどれだけやりとりを交わしても絶対に出会えないサクラが有名ですが、このサクラとは一味違うネットワークビジネス被害もここ最近では急増している模様。
というよりも、現在の出会い系サイトや婚活アプリ内はこのネットワークビジネス業者がほぼ独占していると言ってもいいくらいです。
今回初めてネットワークビジネスという言葉を聞いた方もいらっしゃると思いますので、まずはこの特徴についてご説明しましょう。
ネットワークビジネスとは、マルチ商法と同様の手法として一括りにされていることもありますが、基本的には似て非なるものです。
ネットワークビジネスの正式名称はマルチレベルマーケティング(MLM)と言い、あくまでも合法な営業手法のひとつなので、マルチ商法のような違法性はないという認識です。
ネットワークビジネスの最大の特徴は、一般的な商法のように商品やサービスの宣伝を一切行わないということ。
宣伝を行うためには広告費や宣伝費といった経費が必要となってきますが、これらの費用を浮かせて個人販売だけに特化した戦略となっています。
と、ここまで聞くと非常にシンプルかつ真っ当な手法のように思われますが、これは表向きの経営方針です。
実際のところではマルチ商法とほぼ変わらないスタイルで経営されており、参加するメンバーも限られています。
ピラミッド型をイメージしていただければ分かりやすいかと思いますが、ピラミッドの頂点にいる人物は絶対的権力者ですべての決定権を握っているとでもお考えください。
その下に仕える会員Aグループは全会員の中でも成功報酬が極めて高く、会員Aグループが勧誘して入ってきた会員Bグループの商品購入や勧誘によってマージンが発生する仕組みです。
さらに会員Bの下には会員C、会員D、会員Eと果てしなく続いており、階級が下がるごとに紹介料の割合も激減。さらにマージン料も微々たるものになっていくというカラクリです。
つまり、最初に参加した会員だけが儲かる仕組みというわけです。

URL→http://field2.web.fc2.com/wakariyasuizu/

ネットワークビジネスはメンバーの取り込みが基本活動のため、後に加入したメンバーほど躍起になって勧誘を行っています。
とはいえ、友人知人に手当たり次第に勧誘を行えば人間関係が崩壊してしまうことは明白ですし、そもそもネットワークビジネスに加入している人と関係を続けたい人もあまりいないと思うので、そういうビジネスをやっていると知られた時点で必然的に孤立していきます。
しかし、メンバーを勧誘できなければ儲けを得るどころか借金が膨らんで破産してしまうことになるのです。なぜならメンバーのほとんどは入会料や商品の仕入れに多額の借金をしていることが多いので、是が非でも勧誘して利益を上げなければいけないんですね。
ちなみにこの入会金なども幹部の懐にちゃっかりと入るわけですが、下層にいるメンバーたちは既に洗脳されているので騙されていると疑うこともないのです。
ネットワークビジネスで稼いでいる方もいますが、それはほんの一握り。ほとんどのメンバーは稼げず借金ばかりが増えていく結果となります。
ビジネスモデルとしては決して悪いものではないのですが、正規ルートで勧誘している会員はほとんどいませんし、仮に話に乗ったとしても商品だけを購入させられてまったく利益を得られないのがオチでしょう。

ネットワークビジネスの特徴

ネットワークビジネス勧誘の特徴としては大きく2つ。
まず1つ目はかわいい女の子の写メを掲載しているということ。
そして2つ目はトントン拍子に話が進むということ。この2点です。
サクラの場合は延々とやりとりを続けて会わないことが大前提なんですが、ネットワークビジネスの場合はすぐに会えることが特徴です。
また、写メも実物のものを使用しているので、実際に待ち合わせ場所に来る女の子も写メとまったく同じ子が来ます。
実際のところ、ネットワークビジネスと普通の女の子は会うまで見分けがつかないことがほとんどです。
メールのやりとりの中でも普通に会話が成立しますし、とても積極的に誘ってきてくれるのでどう考えても恋人探しをしている普通の女の子にしか見えないのですが、会ってしばらくすると様子がおかしいことに気づきます。
だいたい初対面だと居酒屋などで食事をして会話するパターンが多いと思いますが、この時も普通にその場を楽しんでいる様子なので特に違和感なく、何だったら好感触だったりするのですが、食事を終えてお店の外に出ようかなとなった時に女の子の方から「実はこのあと友人と会うことになっていて……ちょっとだけ付き合ってもらえませんか?」といったことを提案されます。
ここでその提案に乗ると女の子は友人に連絡を取って居場所を伝えます。
しばらくすると友人が居酒屋に到着したという連絡が入ります。しかしそこに現れたのはスーツ姿の男性2人。
何をどう考えても友人という雰囲気ではないですし、これから遊びに行く格好でもないわけです。
とはいえ、一度OKした手前断るわけにもいかないので、その男性2人組と女の子に従って別の居酒屋に場所を移すことになります。
しばらくは他愛のない話が続き、スーツ姿の男性も気さくで話しやすいために警戒心も徐々にほぐれていきますが、次第に話の方向性が変化していきます。

「素人でも短期間で成功できるビジネスが最近流行ってるんだ」
「○○さんっていうすごい人がいるので一度会ってみてほしい」
「セミナーに参加すれば今の人生が嘘のように変わる」

といったセリフがちらほら出できます。
大抵の男性はこの時点でビジネス勧誘だと気付くわけですが、この時には既に会員男性2人に取り囲まれているのでなかなかその場から抜け出すことができない状況なんですね。
会員もなかなかしつこいので、断っても断ってもビジネスの魅力について一方的に語りだすのでそこから逃げ出すのに苦労する羽目になります。
とまあ、上記はほんの一例ですが、共通して言えることは女性会員にこの手の勧誘が多いこと、写メがかわいいこと、早い段階で会えること、友人と約束しているなどと言って第三者が登場することなどでしょうか。
しかし、実際のところは会ってみなければ勧誘か本物の女性かどうかは分からないことが多いので、やりとりだけで見極められないというのがネットワークビジネスの質の悪いところでもあり、サクラよりも被害が拡大している要因でもあるのです。

ネットワークビジネスの被害にあわないために気を付けるべきこと

既にご説明している通り、ネットワークビジネスの見分け方は非常に難しいです。
サクラのようにメールのやりとりを引き伸ばす、別サイトに誘導するという手口ならすぐに判断も付くのですが、実際メール交換しているのは本物の女性であるうえに会うことにも積極的なので、ビジネス勧誘かどうかは勧誘されるまで気付かないケースがほとんどです。
ではどうすればネットワークビジネスの被害を最小限に食い止めることができるのでしょうか。
実はネットワークビジネスにはいくつか共通する項目が存在します。
プロフィールで言えば職業の項目。
色んな職業の人がいるので一概にすべての人がアウトとは言い切れませんが、表記が「自由業」もしくは「コンサルタント」となっている場合はビジネス勧誘の可能性が非常に高いです。
ネットワークビジネスの場合、出会い系サイトが定める職業項目に該当するものがないので「自由業」と設定するしかないという部分もありますが、例えば「コンサルタント」という少しフワッとした職業だと年収相場みたいなものもありませんし、休みが不定期だったり返信時間がバラバラでも一応話が通じるところがあったりしますよね。
OLやフリーターとかに設定してしまうと仕事について細かく聞かれた時に面倒ですし、仕事だと推測される時間帯にメールを返すと怪しまれますよね。なので、こうした職業にしている可能性が高いのです。

不特定多数の人と会いたがっていたら要注意

ネットワークビジネスをしている人は特定の誰かを求めて出会い系サイトに登録しているわけではありません。
つまり、恋人探しをする目的で出会い系サイトを利用するつもりなど端からないので、できる限り多くの人とコンタクトをとろうとします。
一方で本気で恋愛する意思のある人はいい人が見つかればサイトをやめる旨を記述していることが多いです。
例えば、

「彼氏を見つけて早くサイトを退会したいです」
「いい人に出会えたらいいなと思って登録しました」
「一緒に退会するのが夢です」

という具合に、素敵な男性が現れたらそれ以上誰かと出会う気持ちはない、という意味合いをしっかりとプロフィールに含ませています。
しかしこれがネットワークビジネスになると以下のような文章に変わります。

「より豊かな人生を送れるような出会いを望んでいます」
「普段知り合えない人とたくさん知り合えたらうれしいです」
「心身ともに充実した時間を送りたいと思い登録しました」

上記の内容を見て何となくお分かりいただけたと思いますが、そもそも目的が恋人を作ることではないうえに、複数人と知り合うことを前提にしているような書き込みとなっていますよね。
こういった文面が並んでいる場合はビジネス勧誘の疑いが濃厚なので要注意です。
あと、プロフィール項目という点でもう1つご注意いただきたいのが、ネットワークビジネスをしている会員だけの特別な暗号がありまして、その暗号がプロフィールのどこかに記載されている場合は100%マルチだと思ってください。
この特定の暗号というのは企業によっても異なるのですが、代表的なキーワードは以下の通りです。
・37
・セミナー
・ホームパーティー
・教室
・イベント
・クルージング
・複数人で集まる
・非現実的な夢を語る
・仲間を増やしたい
・人生を豊かにしたい
・健康オタク

などのキーワードがプロフィール内や会話中に出てきた時は気を付けてください。
ちなみに37という数字はネットワークビジネスで有名なアムウェイのキーワードで、トップ会員の誕生日が3月7日だったことが由来となっています。
キーワードを入れる目的は会員同士のマッチングを防ぐためだと考えられています。

やりとりで見抜く方法

では続いて、相手がビジネス勧誘かどうかメールの内容などから見抜く方法についてご紹介します。
まず、ビジネス勧誘をする会員は異常に積極的です。
男性からしてみれば願ったり叶ったりの状況ですが、ここで舞い上がらずに一旦冷静になることをおすすめします。
というのも、本当に出会いを探している女の子ならまずは相手が自分と合う人かどうか慎重に見極めるはずです。
まして出会い系サイトで知り合った関係なら尚更警戒心を強めるはずですし、メールでしばらくやりとりしてから「会おう」となるのが一般的でしょう。
しかしビジネス勧誘の場合は初回のメッセージから食事の誘うまでスパンが異常に短く、しかも相手の方から誘ってくることが何よりの特徴です。
まだ挨拶を交わして2~3回程度のメール交換しかしていないのに「今週末の予定はどうですか?」などと聞いてきます。
男性がこれを言うならまだ話は分かるのですが、女性側から積極的にしかもやりとりもままならない状況で誘ってくるのはちょっと警戒が必要だと言えます。
ちなみにこの手のタイプは誘いを断ると「分かりました」と言ってその場は引き下がりますが、忘れたころにまたメッセージがきて食事に行きたいと誘われます。
これはどういうことかと言うと、「あなた自身に興味はないけど早く会ってビジネスの勧誘がしたい」という心の表れです。
本当にあなたに興味があるならメール交換を続けるでしょうし、あなたのことをもっといろいろ知りたいと思うはずですからね。
あと、メール交換が順調に続いていたとしても「今日これから会えますか?」みたいな急な誘いがある場合は疑った方がいいです。
もちろんもともとそういう価値観の人だという可能性もありますが、毎回急なお誘いをしてくる人は即アポをとろうとするマルチの可能性があります。
そもそもマルチの人はすぐにアポをとれる人を探していますので、予定が空かない、誘いに乗ってこない人と密に連絡をとっても非効率だと考えています。
より多くの人間に勧誘をしてメンバーを増やすことがマルチの人々の使命ですので、反応が鈍い人は後回しにされがちです。
疑っている人物がいる場合は試しに時間を空けて返信するようにしてみてください。
誘いか来たらだいたい3時間後くらいに「何時頃ですか?」とか「どこで待ち合わせですか?」みたいな返信をしてみてください。
「返信が来ないからほかの友達と遊びに行くことになりました!」と返ってきたらマルチ確定なので相手にしないようにしてください。

もし、あなたがネットワークビジネスの被害にあってしまった時は、まずビジネスの誘いをしっかり断るようにしてください。
そして今後その人物から連絡が来ても一切返事はしない、しつこいようなら着信拒否(受信拒否)をするようにしてください。
好みのタイプの女の子であれば断りずらくなったり、入会金だけでも払ってあげようかな、という気持ちになるかもしれませんが、マルチの人に関わっても精神的に消耗していくだけなので、普通の女の子に出会う方に労力を費やした方が安全かつ効率的だと言えるでしょう。