ハッピーメールに関するコンテンツ

更新:2024.09.13 作成:2019.06.06
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ハッピーメールでは詐欺に注意!被害の事例と対策をご紹介

詐欺被害の実例と対策

出会い系サイトの最大手であるハッピーメール

登録者が多く、簡単に出会いを探せる人気の出会い系サイトとなっていますが、利用者に話を聞いてみると、詐欺行為が横行しているとも聞きます。

そこで今回は、利用者達の体験談をもとに、

  • ●ハッピーメールにありがちな詐欺行為とその対策
  • ●各詐欺行為に対する対策

をご紹介していきます。

詐欺行為が心配で出会い系に踏み出せないでいる人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

なお、ハッピーメールについて詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。

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ハッピーメールの概要

ハピメの詐欺の実情

まずはハッピーメールを利用したことがない人向けに、ハッピーメールについて紹介します。

ハッピーメールは大手出会い系サイトの一つで、その登録者は全国各地にいます。

その主な使い方は2種類です。

●女性がハッピーメール内の掲示板に書き込みをし、それを見た男性がメールを送る
●男性が女性のプロフィールを検索し、好みの女性に対してメールを送る

このような出会いを探す過程で、男性側には利用料金が発生する仕組みになっています。

ハッピーメールの料金体系

ハッピーメールの料金システムはポイント制。(女性は無料)

クレジットカード決済などでポイントを購入し、ポイントを消費してプロフィールを閲覧したり、女性にメールを送信したりします。

<WEB版ハッピーメールの料金表:クレジットカード決済>

金額 ポイント数
500円 50P
1,000円 100P
2,000円 210P
3,000円 370P
5,000円 650P
10,000円 1,400P
20,000円 2,800P

<アプリ版ハッピーメールの料金表:iOS>

金額 ポイント数
490円 49P
730円 730P
1,600円 170P
2,320円 247P
3,920円 432P
8,000円 940P

*アプリ版は2022年10月に料金改定

<ハッピーメールのポイント消費>

行動 消費量 行動 消費量
掲示板閲覧 1P 画像閲覧 2P
掲示板投稿 5P(1日1回無料) プロフィール作成 無料
日記コメント 無料 プロフィール閲覧 無料
日記投稿・閲覧 無料 メッセージ閲覧 無料
メッセージ送信 5P

ハッピーメールは様々な方法で課金できますが、WEB版からのクレジットカード決済がもっともお得。

逆に、アプリ版から課金するとポイント単価が高くなってしまうので損です。

ハッピーメールの利用目的

ハッピーメールのシステムは、手軽に女性と出会いたい男性にはとても便利。

一方、真剣な恋活・婚活を望む男性にとっては、向かないサイトといえます。

というのも、ハッピーメールには表面上は恋人募集としつつも、実際には割り切りや業者などの営利目的で登録している女性が大勢いるからです。

後述する詐欺の被害事例も、こうした女性達に引っかかってしまったケースが多いので注意が必要です。

男性側が真剣に出会いを探しているにもかかわらず、相手の女性が割り切りや業者だった場合は、行為をしたらサービス料を請求されて終わり。

このように男性の下心につけこむ女性は後を絶ちません。

とはいえ、恋愛目的でハッピーメールを利用している一般の女性ユーザーもいるので、純粋な出会いも十分期待ができます。

よって、「女性と気軽に出会いたい」、「セフレが欲しい」という方に、ハッピーメールは非常におすすめの出会い系サイトです。

ハッピーメールには詐欺目的の会員もいる

近年、ハッピーメールを含むほとんどの出会い系サイトが急激に会員数を伸ばしています。

それ自体は喜ばしいことなのですが、残念なのは悪質な会員も増えているということ。

とくに詐欺師は厄介で、男性会員を狙ってロマンス詐欺を仕掛けてくる詐欺師がいます。

詐欺の被害額は数万円程度から数千万円までと様々。

年収が高い人や有名企業に勤めている人、60歳以上の人などはとても狙われやすく、また、詐欺師が非常に巧みであることから、常に警戒心を持つことが大事です。

ハッピーメールで詐欺に出会う可能性はどれくらい?

詐欺に遭う可能性は?

累計で3,000万人以上もの登録者がいるハッピーメールでは、詐欺被害も多いのではと心配になるかもしれません。

しかし、そこまで心配する必要はありません。

実際、ハッピーメールをかなりの頻度で使っている編集部でも、深刻な詐欺被害に遭遇したことはありません。

なので、ハッピーメールを始める前から詐欺に遭う心配はしなくても良いでしょう。

ハッピーメールは運営会社が24時間の監視体制を整えていますので、業者など規約違反をしているアカウントは通報すれば即アカウント停止になります。

あなたがハッピーメールで詐欺に遭い、経済的な損失を受ける可能性は交通事故に遭うくらい珍しいことと考えてください。

ここから、ハッピーメールに関わらず、男女の関係で遭遇しうる詐欺の事例を紹介していきます。

ただし、本当にまれなことなので、あまり深く考えすぎずに読み進めてみてくださいね。

ハッピーメールで遭遇する可能性のある詐欺の事例

詐欺の実例

ここからハッピーメールでの詐欺の実例について紹介します。

事例
危険レベル
1.写真詐欺
2.年齢詐称
3.キャッシュバッカー ★★
4.勧誘目的の業者 ★★★
5.ハニートラップ ★★★★★(MAX)
6.昏睡強盗 ★★★★★(MAX)
7.ぼったくり ★★★★★(MAX)
8.ロマンス詐欺 ★★★★★(MAX)

それぞれの事例を説明していきます。

詐欺の被害事例①:写真詐欺(危険レベル1)

写真詐欺

ハッピメールの詐欺事例のなかでも、もっとも多いのが「写真と実物がまったく違う」という事例です。

男性が出会いたい女性を探すとき、最初にチェックするのは女性の顔や見た目ですよね。

プロフィールに掲載されている女性の写真が好みで、「この子に会いたい!」と思ってメールを送っているはず。

しかし、実際に待ち合わせ場所に現れた女性の姿は・・・

「は?どなたですか?」

と思ってしまうほど、顔がまったく違う別人が来ることが多いようです。

このような写真詐欺が発生する背景には2つの要素が考えまれます。

  • ①アプリで加工している(加工しすぎている)
  • ②最初からまったく別人の写真を載せている

①の加工に関しては、女性が「自分を可愛くみせよう」という気持ちは理解できますし、インスタグラムやFacebookの写真は多かれ少なかれ加工するものです。

出会い系アプリも同じで、女性は写真を載せるなら目を大きくしたり、輪郭を細くしたりと、100%に近い確率で加工をしています。

今や写真加工アプリを使わない女性の方が少数派ですので、ある程度の割り切った考え方は必要です。

それだけで「詐欺」と判断してしまうのは言い過ぎではないかと思います。

それでもやはり加工を見極める目は、出会い系を使う上で必要です。

目が明らかに加工されている写真のユーザーはなるべく避けて、輪郭が加工されていないかを注意深くみてみましょう。

輪郭さえ大幅に加工されていなければ別人に感じるケースは少ないはずです。

ただ、悪質なのはもう一つの方。「最初からまったく別人の写真を載せている」パターンです。

こういったことをするのは素人女性を装った業者と呼ばれているので、特に注意しなければいけません。

業者のやり方を説明すると、まずネット上にあるかわいい女性の写真を2~3人分集め、それらを使ってプロフィールを作成し、掲示板に書き込みをします。

そして、書き込みを見た男性からメールが届き待ち合わせ場所が決まると、事務所に待機していた女性を順次派遣していくのです。

つまり、写真を見て期待して会いに行った男性は、かなりの確率でがっかりすることになります。

当然、男性からは「ハピメで写真詐欺に遭った!」という声が上がります。

なお、こうした写真詐欺をする業者に対しては

  • ●顔写真を載せている女性にはメールを送らないこと
  • ●待ち合わせ場所に現れた時点で、好みでなければキッパリ断ること

が大切です。

また、基本的にハッピーメールを経由して業者と会うのはおすすめしません。容姿のレベルもサービスのレベルも最悪です。

出会い系に生息している業者は、大半が違法です。届け出を出さずに行われており、トラブルに巻き込まれるリスクは高くなります。

業者を見分ける方法は簡単なので、覚えておきましょう。

【写真詐欺への対策】

  • ●ほとんどの女性が少しは写真を加工しているものと考え、過度な期待はしない
  • ●かわいすぎる、美人すぎる写真は業者なので避ける

詐欺の被害事例②:年齢詐称(危険レベル1)

年齢詐称

写真の次にだまされやすいのがプロフィールの内容、特に年齢です。

ハッピーメールでは、年齢確認のために、登録時に身分証明書の提出が義務付けられています。

しかし、身分証明書の提出はあくまで18歳未満の未成年の登録を防止するためなので、身分証明書の本当の年齢とプロフィールに載せている年齢を偽ることは誰でも可能です。

編集部が体験したことがあるのは、プロフィールが20代前半の女性と待ち合わせをしたところ、若く見える40代の女性が現れた、という事例。

いくら若く見えるといっても40代なのに20代と名乗るのはさすがに無理がありますよね。

このような年齢詐称はハッキリと断った方がいいでしょう。

また、ハッピーメールが身分証明書の提出を義務付けているとはいえ、18歳未満が他人の身分証明書を使って登録している可能性もないわけではありません。

法律によって、18歳未満との性行為は禁じられています。

年齢をごまかされていた場合は罪に問われる可能性が低くなるとはいえ、それでも、リスクが高いことに変わりはありません。

女性の年齢を見抜くのは難しいことですが、容姿があまりにも若い場合は、手を出さない方が無難です。

少しでも不審に感じた場合は、なにか身分証明書を確認させてもらうのもよいでしょう。

空気が悪くなったとしても、捕まるよりはマシなはずです。

【年齢詐称への対策】

  • ●プロフィールの年齢は偽れることを知ったうえで、詐称がわかったらきっぱり断る
  • ●18歳未満が疑われる場合は、空気を読まずに身分証明書の提示を求める

詐欺の被害事例③:キャッシュバッカー(危険レベル2)

キャッシュバッカー

写真詐欺や年齢詐称よりもタチが悪いのが、キャッシュバッカーの存在です。

ハッピーメールなどの出会い系サイトの多くは、女性会員に対し「メールを返信する度にマイルをプレゼントします」といったサービスを展開しています。

このマイルを貯めると現金や商品に交換可能。

キャッシュバッカーとは、こうしたマイルを獲得することを目的にハッピーメールを利用している女性のことです。

キャッシュバッカーの女性は、マイルを多く獲得したいがために強引にメールのやり取りを長引かせることが特徴です。

こういったキャッシュバッカーは、”メル友募集”の掲示板はもちろんのこと、その他の掲示板にも数多く潜んでいます。

しかも、メールのやり取りを散々引きのばした挙句、男性と会うことありません。

メールを送信するたびにポイントを消費する男性側としては、最初から出会う気のないキャッシュバッカーは迷惑極まりない存在といえるでしょう。

ポイント=お金という実害が発生する訳ですから、小規模とはいえ、完全な詐欺行為ですよね。

運営会社も取り締まりを強化しているようですが、なかなか撲滅できていないようです。

ちなみに、キャッシュバッカーの特徴としては、

  • 写真が可愛すぎる
  • 女性の方から突然メールをしてくることもある
  • 会うための段取りをしているのに、なかなか日時を決めようとしない
  • やり取りの内容が嚙み合わないことがある
  • 連絡先交換に応じてくれない

などがあります。

なので、やり取り中に、「どうも話が進まない」「内容が嚙み合わない」などと感じたら、やり取りを即刻中止するのが対策となります。

(1~2回ほどやり取りすれば、「何かおかしい」と気づくはずです)

また、ある程度タイミングを見て連絡先交換を打診して、断られたりはぐらかされたらキャッシュバッカーと判断しても良いでしょう。

実際にデートに繋がるケースがあったとしても、アプリ内のみで約束を取り付けるケースはありません。

必ずLINE交換をしてから待ち合わせの約束をするのが定石だからです。

【キャッシュバッカーへの対策】●メールで「話が進まない」「話が嚙み合わない」と少しでも感じたらやり取りをやめる

※現在は、マイルの換金率が非常に低くなっており、ハッピーメールを利用したキャッシュバッカーはほぼ存在していません。

詐欺の被害事例④:勧誘目的の業者(危険レベル3)

勧誘目的の業者

ハッピーメールには、何らかの勧誘を目的とした業者も大勢潜んでいます。

こうした業者の特徴は、驚くほど良い条件で男性を募集していることです。

例えば、女性側の条件が

「お金はいらないから定期的にセックスをしたい」
「お小遣いを渡すので不倫相手になってほしい」

などです。

そもそも、普通に出会いを探している女性が、こんなに男性に有利な条件を出すはずがありませんよね。

同様に、アイドル並みのかわいい顔の写真で「真剣に恋人を募集しています」と書き込んでいる人もいますが、これは不特定多数の男性を集めたい業者の手口です。

女性にメールを送ってみると、「ポイントを気にせずやり取りしたい」という理由から「メールかLINEを教えてください」と持ち掛けられます。

そしてメールかLINEを教えてしまうと、あやしいURLが送られてくるのですが・・・

このリンクをクリックすると、何かの販売サイト、宗教の勧誘、ネットワークビジネスへの誘い、悪質な出会い系サイトなどに飛ばされることになります。

このように、ハッピーメール外でのやり取りを提案され、あやしいURLが送られてきたら、やり取りは中止してハッピーメールの運営会社に通報しましょう。

これらの勧誘業者への対策は、女性からメールアドレスやLINE IDを聞かれた場合の対応方法を持っておくことです。

メールアドレスを教える場合は、いつでも削除できるようなフリーメールを教えることです。

そもそも、LINEやカカオトークが連絡の主流なので、あえてメールアドレスを聞いてくる女性はそもそもあやしいです。

メールアドレスを聞いてきた時点でその女性とはやり取りを止めてもいいでしょう。

また、LINEの交換を提案された場合は、自分のLINE IDを教えないことで対策できます。

そもそも、女性からLINEのIDを教えて欲しいと頼んでくる時点で業者の可能性が高いです。

女性は完全無料でメールの送信ができるのに、LINEの交換を急ぐ理由がありませんよね。

仮にLINE交換を済ませたとしても、勧誘されたURLに対して反応しなければ特に被害にあうことはありません。

【勧誘目的の業者への対策】

  • ●男性にとって出会いの条件が良すぎる女性は避ける
  • ●女性側から連絡先を聞かれたら応じない
  • ●あやしいURLが送られてきたら絶対に開かず通報する

詐欺の被害事例⑤:ハニートラップ(危険レベルMAX)

ハニートラップ

ここまでは詐欺被害といっても、比較的軽度なものをご紹介してきました。

しかし、ここからは急に危険度が上がり、被害も深刻になってきます。

なかでも被害事例が多いのが、ハニートラップです。

ハニートラップには様々な手口がありますが、基本的には、人に見られては困るようなもの(セックスをしている写真や音声データ等)をこっそりと取得し、後にそれを使って脅迫してくる、というものです。

ハニートラップのほとんどは、女性の単独犯ではなく、背後に共犯者の男性がいます。

脅迫されるネタとして多いのは、

  • ●男性に妻子がある場合 ⇒ 「奥さんにバラすぞ」と脅迫してくる
  • ●男性の社会的地位が高い場合 ⇒ 「セックスをした女性は18歳未満だ」と脅迫してくる
  • ●女性が「レイプされた」と被害届を出す場合 ⇒ 示談金を要求してくる

などです。

その他、ホテルで女性とイチャイチャしていると、突然見ず知らずの男性が入ってきて、「俺の女に手をだしたから金を払え!」と脅される美人局(つつもたせ)のような被害に遭うこともあります。

大抵の場合、セックスをしたのは事実でしょうから、男性側が非常に不利です。

その上、共犯者の男性からの暴力もあることから、しぶしぶお金を払う人が多いようです。

このようなハニートラップに対策を講じるのは難しいことです。

ただし、警戒しておくことで、万が一の際の被害を最小限に食い止めることができます。

例えば、「お金がない独身男性」というキャラにしておけば、被害に遭いにくく、仮に被害に遭っても少額の被害で済みます。

また、女性と会う時には、身分証明書や携帯を所持せず、必要最低限の現金だけ持っていくのも有効です。

こうしておけば、仮に現場で共犯者の男性から身元を聞かれても、嘘の情報を教えてその場を逃げ切ることが可能です。

さらに、警察に被害届を出された時のことを想定し、ホテルに入る時は女性を前にして入っていくのがベストです。

こうしておけば、警察が防犯カメラの映像を確認した際に、「女性との間でセックスの同意があった」と判断されます。

また、基本的には、出会ってそのままホテルに直行するというのはおすすめしません。

居酒屋などの飲食店でじっくりと話をして、お互いに信頼関係が生まれてからホテルに行きましょう。

不倫関係を希望いしていたり、時間をかけたく無い場合でも、一度はカフェに入り軽く話をする方が無難。

少々面倒ではありますが、「ハッピーメールでの出会いにはハニートラップもありうる」ということを念頭に、しっかりと警戒しておくことをお勧めします。

【ハニートラップへの対策】

  • ●女性に会うときは、身分証明書や携帯を所持せず、必要最低限の現金だけ持っていく
  • ●「女性側に同意があった」ことがわかるような証拠を残す
  • ●ホテルに行くのは、女性と信頼関係を築いてから

詐欺の被害事例⑥:昏睡強盗 (危険レベルMAX)

昏睡強盗

ハニートラップと並んで危険なのが昏睡強盗です。

昏睡強盗とは、文字通り、男性が昏睡している(寝ている)間に、女性が盗みを働くというものです。

古くからある犯罪の手口で、お酒や薬物を使って男性を昏睡させる、シャワーを浴びている間に強盗を働くといった方法があります。

こうした犯罪は、出入りが自由なビジネスホテルやシティホテルで起こりやすいです。(ラブホテルでは、女性が一人で退室すると怪しまれるからです)

なかなか対策を講じるのは難しいですが、盗まれて困るようなものは最初から持っていかない、というのがベターでしょう。

高級な腕時計や貴金属は外しておきましょう。

そして、やはり出会い系といえども信頼関係を築いてからホテルに入るのがよいでしょう。

また、編集部が話を聞いた男性のなかには、「ホテルに入ったら飲食は絶対にしないし、シャワーは必ず女性と一緒に浴びるようにしている」という人もいました。

信頼関係が無い状態でホテルに入った場合であれば、それくらい警戒しておくのがいいです。

対策が難しいだけに、「昏睡強盗も有りうる」という意識を常に持っておくことは重要なポイントとなるでしょう。

ちなみに、警察に被害届を出すことは可能ですが、仮にそれで逮捕できたからといって、盗まれたものが返ってくるとは限りません。

(警察は強盗犯を捕まえることはしますが、盗まれた物の返却には協力してくれません)

【昏睡強盗への対策】

  • ●盗まれて困るようなものは最初から持っていかない
  • ●ホテル内で飲食しない、女性を一人にさせないようにする

詐欺の被害事例⑦:ぼったくり(危険レベルMAX)

*引用:ABCニュース

上のニュースは、初デートでぼったくり店に連れていかれるという詐欺被害を報じたものです。

このケースでは、男性が女性になりすましてマッチングアプリを使用。

デートのアポをとり、自身が経営する飲食代に誘い出していたようです。

また、店内では女性が接客し、「店で客とゲームをして、飲み放題メニュー以外の注文を多く取って高額請求をしていた」とのこと。

ぼったくりの被害者は警察に相談した人だけでも数十人にのぼっており、常習的に詐欺が行われていたことが分かります。

類似の事件は他の都道府県でも発生。

警察に相談することで摘発はしてもらえるかもしれませんが、それで支払ったお金が戻ってくるわけではありません

別途民事訴訟をお越し金銭の返却を求めることになりますが、勝訴しても回収できるかどうかは別の話題。

つまり、一度お金を払ってしまうと、取り戻すことが極めて難しいのです。

よって、ぼったくりに気付いた時は安易に支払ってはいけません。

【ぼったくりへの対策】

  • ●デート場所を女性に選ばせない
  • ●初デートは客の多いカフェなどで行う
  • ●高額な請求を受けたらその場で警察に連絡

詐欺の被害事例⑧:ロマンス詐欺(危険レベルMAX)

*引用:ABCニュース

被害金額の多さという意味でもっとも危険なのがロマンス詐欺です。

ロマンス詐欺とは、恋愛感情を利用して金銭をだまし取る好意。

かつては美人局的に詐欺師が直接会って行っていましたが、現在ではハッピーメールなどの大手出会い系サイト・マッチングアプリを通じて行われています。

被害者に金銭を支払わせる理由は様々。

代表的なものは次の通りです。

  • ・二人の将来のために暗号資産に投資してほしい
  • ・絶対に儲かる投資方法がある
  • ・現在海外暮らしで、日本に渡航する費用がない
  • ・親が病気になってまとまった治療費が必要
  • ・奨学金の返済ができずに困っている

こうしたロマンス詐欺は海外に拠点をおく犯罪組織が行うことがほとんど。

その場合、メッセージの日本語がところどころ間違っているので、見分けるのはさほど難しくありません。

一方、厄介なのは日本人女性がパパ活の延長線としてロマンス詐欺を行うケース。

2023年は頂き女子りりちゃん(渡邊真衣被告)や、そのりりちゃんから詐欺マニュアルを購入した家田美空被告が相次いで逮捕されています。

【ロマンス詐欺への対策】

  • ●どんなに好意を匂わせられても、交際前の女性にお金を払わない
  • ●投資関連の儲け話にはのらない

ハッピーメールで詐欺被害を避ける基本的な対策

ハッピーメールで重大な詐欺に遭遇する確率は少ないですが、万が一に備えて対策しておくことは大切です。

対策方法は5つです。

  1. 身体の関係を求める女性に応じない
  2. 怪しい女性と出会う際は、人通りの多い場所で合流
  3. デートの飲食店選びは男性主導
  4. シャワーを浴びる際は警戒を怠らない
  5. 安易に相手のことを信用しない

より安全にハッピーメールを利用したい方は、ぜひチェックしてみてください。

対策1.身体の関係を求める女性に応じない

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ハッピーメールには自ら肉体関係を求める女性ユーザーがいますが、こうした女性の誘いに乗るのは自ら騙されにいくようなものです。

女性自ら、男性にエッチな誘いをすることはありません。極端に言ってしまえば、これらのメールを送信してくるのは全てが業者です。

集客や、それこそ可能性は低いもののハニートラップやぼったくりでお金を失ってしまうかもしれません。

下心のある男性は、明らかにヤれそうな女性にアプローチするのではなく、会ってからが勝負という認識でハッピーメールを活用してみてください。

対策2.怪しい女性と出会う際は、人通りの多い場所で合流

ハッピーメールを使って女性との出会いを探す際に、なんとなく怪しいなと感じることがまれにあります。

オンラインの出会いにおいて主に騙される対象は男性です。騙そうとする女性のバックには男性が付いているもの。

いかつい男性に囲まれれば、言うことを大人しく聞くしかなくなります。

万が一、少しあやしさの残る女性と会う事になった場合は、人通りの多い場所を待ち合わせ場所とするなど、いざとなったら逃げられるようにしておくのがおすすめです。

対策3.デートの飲食店選びは男性主導

女性側から指定してきたバーや居酒屋に誘導されて、ぼったくりに遭うというのは、ぼったくり詐欺の常套手段です。

ぼったくりが心配な方は、いきあたりばったりにデートで使う飲食店を決めるのではなく、事前に決めておくのをおすすめします。

自分でお店を決めれば、ぼったくり被害に遭う心配はありません。

対策4.シャワーを浴びる際は警戒を怠らない

未だに多いのが、シャワーに入っている間にお金を抜かれたといった盗難行為。

シャワーで興奮して無警戒に体を洗っていると、出た後にはお金が残っておらず、女の子にも逃げられるといったケースが考えられます。

また、シャワー中だけでなく、一晩を明かした次の朝彼女がいなくなっていて、財布を見たら中身がなくなっているなんてことも。

疑いたくはないですが、そもそも財布のお金が目当てで盗難行為を繰り返している女性がいるのも事実です。

これは、どんなに事前に信頼関係を結ぼうともあまり意味がありません。

そのため、シャワーを浴びる場合は洗面所まで必ず貴重品は持って行き、怪しい影が見えたらすぐに反応できるよう警戒しておくのが重要です。

寝ている間にお金を盗まれてしまうのは警戒が難しいですが、こちらもなるべく肌身離さず財布を持っているのが良いでしょう。

少しでも怪しいと感じた女性とはラブホテルに入らないのが一番です。

対策5.安易に相手のことを信用しない

詐欺に対するもっとも根本的な対策は、安易に相手を信用しないことです。

多くの人が頭では理解しているはずですが、好意を示されると判断力が低下してしまいがち。

これはハッピーメールにおける詐欺被害者に共通する点です。

そもそも、ろくに会っていない段階で好意を持たれるということ自体が不自然

「容姿が良い」「メッセージが丁寧」などの褒め言葉なら分かりますが、「あなたのことが好き」「結婚を考えている」とまで言われた場合は疑うべきです。

自分に示された好意が大きければ大きいほど怪しいということを理解しておいてください。

ハッピーメールの口コミにある詐欺の指摘は間違い

ハッピーメールの口コミを読むと、「詐欺サイトだ」と書かれているものがいくつも見つかります。

投稿者はかなり怒っているようですが、よく読むと詐欺でも何でもないものばかり。

とくに多いのが次のような口コミです。

  • ・長期間やり取りしたのに会えなかった
  • ・課金したら強制退会になった
  • ・女性会員が業者ばかり

長期間やり取りしたのに会えなかった

長期間やり取りしたのに会えないのは、キャッシュバッカーに引っかかったか、または単にフラれたか。

男性はやり取りにお金がかかるので、結果として会えないとなる大損です。

ゆえに「詐欺だ」と文句を言っているわけですが、これでは進歩がありません。

キャッシュバッカーに引っかかるのも、フラれるのも、ハッピーメールを利用する上でのテクニック不足

大損した経験を教訓として「何が悪かったのか」を真剣に考えなければ、他の出会い系サイトを使っても同じ目に遭ってしまいます。

課金したら強制退会になった

課金直後に強制退会になったため、詐欺サイトだと指摘する人もいます。

「何も悪いことはしていないのに」というのが決まり文句ですが、本当にそうでしょうか?

WEB版ハッピーメールのトップページには会員規約のボタンがあり、そのなかに禁止事項が記載されています。

記載されている禁止事項は実に21項目

そのいずれかを無意識のうちにやってしまった結果、強制退会になったと考えられます。

冷たいことを言うようですが、これは最初に会員規約を読まなかったユーザー側のミス。

詐欺どころか運営側としては至極まっとうな措置なので、文句をいうのは間違いです。

女性会員が業者ばかり

ハッピーメールの公式サイトには結婚や交際に至ったカップルの体験談が記載されています。

これらを読んで「俺もハッピーメールで恋人を作ろう」と考える人もいるはず。

しかし、ハッピーメールの実態は業者の巣窟であり、恋活・婚活目的で利用している女性はほとんどいません。

この点を指して「詐欺だ」という人も多いようです。

業者が多いのは事実なので騙された気分になるかもしれませんが、カップルになった人がいるのも事実。(私もその一人です)

誇大広告の可能性はあるものの、詐欺とまでは言い切れないのが実情です。

詐欺被害を回避した体験談

私は10年以上にわたってハッピーメールを愛用しています。

その間、多くの女性と出会ってきましたが、詐欺師らしき会員とも遭遇してきました。

幸い、いずれも被害を回避。

その体験談をご紹介します。

ロマンス詐欺を回避

ある日、私はハッピーメールで台湾からの留学生と繋がりました。

日本が大好きでこのまま永住したいとのこと。

「彼氏は日本人男性がいい」とも言っていたので、LINEを交換してしばらくやり取りしてみることに。

最初の3日間はお互いの結婚観や過去の恋愛が話題。

「あなたはとても優しい男性だ」と褒められ、4日目からは『学校の試験が終わったら会いたい』とまで言われるようになりました。

と、ここまでは順調だったのですが、徐々に投資の話が出るように。

  • 「昨晩はビットコインで8万円勝った」
  • 「親戚が投資会社の役員で色々と指南してくれる」
  • 「良い取引所を知っている」

このような話が増えていき、ついには「一緒に投資で儲けよう」と誘ってきたのです。

私「投資ならすでに自分でやっているよ」

相手「二人の将来のために新しく口座を作ってほしい」

この時点で「これはロマンス詐欺だ」と気が付きました。

台湾の女性は一途な傾向があるとはいえ、まだ会ってもいないのに「二人の将来のために」と言い出すのは不自然です。

そこで、これ以降はどんな手口で誘ってくるのかを確かめることに。

私「新しく口座を作らなくても、親戚の人がコツを教えてくれればそれで充分だよ」

相手「いや、私が勧める口座会社の口座じゃなければ儲からない」

私「それは何故?口座会社がどこかは関係ないでしょう」

相手「あなたは私を信用しないのですか?それは愛ではない」

私「信用したいので先に会いませんか?投資の話はその後で」

相手「いや、親戚は今は相場が良いから急いだ方が良いと言っている」

私「投資はドル建て?」

相手「そうです」

私「今は空前の円安なので、ドル建てにすると損ですよね?相場はむしろ悪いよ」

相手「それなことはない。あなたは私の親戚をバカにするのか?」

私「だって言ってることが間違ってるもんwこれは下手な詐欺ですよね?」

このメッセージを最後に、相手からの連絡が途切れました。

そこでハッピーメールのアカウントを確認してみたところ、相手はすでに強制退会。

どうやら他の男性から通報されたようです。

ぼったくりを回避

比較的最近の話ですが、私はハッピーメールで21歳の女性と繋がりました。

  • 「年上の男性が好き」
  • 「まずは楽しく飲みたい」
  • 「パパ活じゃないよ」

このように言ってきたので、デートをすることに。

私「お酒が好きなら、会うのは居酒屋にしようか?美味しい店を知っているよ」

相手「居酒屋もいいけど、私、行きたいところがある」

私「そうなんだ。どこ?」

相手「渋谷にあるバーだよ。待ち合わせは店内にしたい」

そう言って彼女は地図のURLを送ってきました。

渋谷区某所にあるビルの6階とのことですが、店名が分かりません。

私「お店の名前は?」

相手「名前は忘れちゃった(笑)6階はそのお店だけだから行けば分かるよ」

(行きたいお店といいながらその名前が分からない?)

どうもおかしいと思ったので、住所で検索してみたのですが・・・

公式サイトはおろか、食べログなどの口コミサイトすらヒットしません。

(もしかして、これはぼったくり詐欺かも)

そう思った私は確かめてみることに。

私「待ち合わせは渋谷駅でどう?」

相手「えー、店内がいいなぁ」

私「何故、店内での待ち合わせにこだわるの?」

相手「だって、どうせ行くんだから店内でいいじゃん」

私「んー、バーよりは食事に行きたいかな^^;」

相手「私はバーに行きたい。楽しいよ」

私「楽しいバーなら僕も知ってるよ。そこなら美味しい食事もある。どう?」

相手「私の知ってるバーがいい」

私「そのバーにこだわるよね。僕が行かないって言ったらどうするの?」

相手「だったらもういい。さようなら」

この直後、彼女からブロックされました。

不審に思った私は、後日その住所へ行ってみることに。

6階にはたしかにバーがあり、ちゃんと看板がかかっていました。

そしてその店名で検索したところ、とある掲示板がヒット。

そこには、「○○はぼったくりの店。ブスが接客して2時間でお会計50万とかあり得ん」という書き込みがあったのです。

危うく引っかかるところだったかと思い、ゾっとしました。

年齢詐称の女性を回避

その日は掲示板でみつけた18歳の女性と待ち合わせでした。

指定された場所で待っていると、彼女が登場。

アイドル風でなかなか可愛いのですが、気になったのは年齢の割りに化粧が濃いこと。

まるで大人っぽく見せようとしているかのようです。

(もしかすると18歳じゃないかも)

そう思った私は年齢を確認することに。

私「可愛いね。会えて良かったよ」

相手「ありがとうございます」

私「今年18になったの?」

相手「いえ、誕生日がくれば19です」

私「そうなんだ。ていうと、干支は?」

相手「えと?えとって何ですか?」

私「うさぎ年とか虎年とかいうでしょ?君は何年?」

相手「あー、そういうのは分からないです」

私「分からんのかいwじゃあ、西暦何年生まれ?」

相手「えっと・・・」

私「あら?考えないと分からない?」

相手「ていうか、そういうのは答えたくないので」

私「なるほど~。要するに18じゃないんでしょ?身分証明書ある?」

相手「身分証明書はないです」

私「一つも作ってないの?」

相手「ないです」

私「じゃあ、どうやってハッピーメールに登録したの?年齢確認があるよね?」

相手「はあ?ウザ!」

年齢のことを突っ込まれて急に悪態をつきだす彼女。

もっとも、怒りたいのは危うく条例違反になりかけた私の方。

そこで懲らしめることにしました。

私「ここで18歳以上を証明できないならハッピーメールの運営に通報するよ」

相手「アンタ、マジでウザい。もう、マジで何なの?」

私「そういう態度なら警察に補導してもらおうかな」

相手「・・・」

警察ときいてビビったのか、彼女は大人しくなりました。

そこからはお説教も兼ねて真相を聞くことに。

観念した彼女が言うには、ホスト遊びのツケが30万円ほどたまっていて、返済のためにハッピーメールでパパ活をしているとのこと。

18歳未満の女の子を放っておくわけにもいかず、知恵を授けてあげることにしました。

私「未成年に飲酒させた店は罰金50万円。それをネタに交渉して30万円をチャラにしてもらいなさい。そしてホスト遊びからは卒業すること」

相手「チャラにできるんですか?」

私「交渉次第だけど、50万円の罰金よりお得だから納得すると思うよ」

相手「そうなんだ」

私「まぁ、どうするかは自分で決めなさい。でも、ハッピーメールには通報するよ」

相手「・・・わかりました」

その後、彼女がどうしかたは分かりませんが、ハッピーメールへの通報はきっちり行い、すぐに強制退会になっていました。

詐欺師や違反会員を見つけたら通報

私の体験談からも分かるように、ハッピーメールには詐欺師や違反会員がいます。

これらの会員を見つけたら、すぐに運営会社に通報するのがマナー

一人二人通報したからといって何かが劇的に変わるわけではありませんが、全員が「通報する」という意識を持つことは大事。

各ユーザーが地道に通報を続けることで、ハッピーメールの治安が少しずつ良くなっていきます。

自分が安心して利用するためにも、通報は積極的に行ってください。

まとめ

今回は、ハッピーメールでありがちな詐欺の被害事例をご紹介しました。

写真や年齢を誤魔化している程度であればさほど大きな被害にはなりませんが、ハニートラップや昏睡強盗など、出会い系サイトを使って悪質な犯罪を犯す人もいます。

困ったことに、それらの手口は巧妙かつ計画的なだけに、ハッピーメール側も対策を講じることが難しいのが現状です。

ハッピーメールで出会いを探す場合は、万が一のことを常に考えて行動する方が良いでしょう。

そういった警戒態勢こそが、自分の身を守る最大の手段となりますよ。

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