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婚活でモテる男性の職業ランキング!上位が人気な理由とネックを解説
昔から言われていることですが、男性が婚活する際に有利になる職業とそうでない職業が存在します。
それゆえ、レベルの高い女性と結婚するには人気の職業に就くことが大事。
この記事ではそんな婚活でモテる男性の職業をご紹介しつつ、それが人気な理由とネックを解説していきます。
これから就活を始める新卒の方や転職をお考えの方はぜひ参考にしてください。
見出し
婚活でモテる男性の職業ランキング!
婚活でモテる男性の職業については、毎年のように何らかの媒体でアンケートが実施されています。
とはいえ、上位陣に大きな変化はなく、結果はほぼ毎回同じ。
そこで、『マイナビウーマン』にて2017年4月に実施されたWebアンケートの結果をご紹介します。(22歳~39歳の交際経験のある未婚男女が対象)
- 公務員(20.4%)
- 会社員・サラリーマン(10.9%)
- 医師(8.5%)
- 弁護士(3.0%)
- 営業職(2.0%)
- 警察官(2.0%)
- 消防士(1.5%)
- 教師(1.0%)
- IT系(1.0%)
- 自営業(個人経営)(1.0%)
- 大工・土方系(1.0%)
引用:マイナビウーマン
未婚女性が結婚したい男性の職業第一位は公務員。
よく見ると6位の警察官と7位の消防士は公務員ですし、8位の教師のなかにも地方公務員が含まれているはず。
過去には自衛官がブームとなった年もあり、そう考えると公務員はダントツの1位といえるでしょう。
2位は会社員・サラリーマンとなっており、多くの男性がこれに該当します。
5位の営業職も兼ねるはずですが、アンケートに回答した女性の意図はおそらく『エリートサラリーマン』。
上場企業や有名企業に勤めていることがモテる条件といえるでしょう。
既婚女性が考える理想的な男性の職業
前述のアンケートは未婚女性に聞いたもの。
では、既婚女性に『結婚相手として理想的な男性の職業』を聞いたらどうなるのか?
同じくマイナビウーマンでアンケート調査した結果は次の通りです。
- 公務員(28.3%)
- 会社員・サラリーマン(16.9%)
- 医師(4.2%)
- 弁護士(1.7%)
- IT系・システムエンジニア(1.3%)
- 銀行員(0.8%)
- 薬剤師(0.8%)
- 自営業(0.8%)
- 営業職(0.8%)
- 専業主夫(0.4%)
1位から4位までは未婚女性へのアンケートと同じ結果。
ただし、5位以下には変動があります。
注目すべきは10位に専業主夫がランクインしていること。
比率は0.4%しかありませんが、『夫が家庭にいること=家族の時間がしっかりとれること』を重視する女性がいるのも事実。
つまり、いくら婚活でモテる職業に就いたとしても、忙し過ぎて家庭をかえりみないような状況ではダメだということになります。
婚活でモテる職業1位:公務員について
一口に公務員といっても、国家公務員と地方公務員の二種類があります。
国家公務員で一番イメージしやすいのは、いわゆる霞が関官僚。
それに対して地方公務員は公立学校の教師や県庁、市役所の職員などです。
人事院による令和3年度国家公務員給与等実態調査の結果によると、国家公務員の平均年収は600~800万円ほど。
これは日本人男性の平均年収を大きく上回っており、間違いなくエリートといえるでしょう。
また、総務省による令和3年度地方公務員給与実態調査結果等の概要によると、地方公務員のうち一般行政職の平均給与月額は平均年齢42.1歳で359,895円です。
年収に換算すると431万円+ボーナス。
国家公務員ほどではないものの裕福な部類であり、婚活時に女性からモテるのは間違いないでしょう。
婚活で公務員がモテる理由
婚活で公務員がモテる理由は次の3つです。
- ●収入が安定している
- ●福利厚生が手厚い
- ●退職金や年金が多い
収入が安定している
公務員の年収は非常に安定しており、よほどの大きなミスをしない限り、減給などの措置はありません。
それに対して民間企業ではボーナスが業績に連動することが多く、場合によってはリストラされることも。
中高年でリストラされると再就職が難しいため、そのリスクがほとんどない公務員は女性からみてとても条件の良いお相手といえます。
福利厚生が手厚い
公務員は福利厚生の面で様々な恩恵を受けます。
たとえば東京都内にはいくつも官舎があり、物件の質が良い割に家賃はかなりお安くなっています。
また、共済組合に加入すれば医療費などの面で優遇されることも。
つまり、同じ額面30万円であっても、手取り額は民間企業に勤める人よりも多くなるのです。
退職金や年金が多い
公務員は老後も安泰。
定年まで勤めた場合の退職金は、地方公務員でも1,500~2,000万円ほどあります。
さらに共済年金はもらえる額が多く、老夫婦二人が余生を暮らすには十分。
これらの権利が公務員になった瞬間に確定するわけですから、未婚女性からモテるのは当然といえるでしょう。
公務員のネック
あらゆる面で優遇される公務員ですがネックもあります。
それは若くして大出世したり成功を収めたりできないということ。
公務員の給与は『俸給表』で定められており、年齢や職種は考慮に入りません。
無論、出世が早い人もいますが、あくまでも想定の範囲内です。
一方、民間企業では『営業報酬が○○万円ついた』『成績が認められて最年少部長になった』などといったことがしばしばあります。
つまり、公務員である以上、飛びぬけた生活レベルには到達できないのです。
婚活でモテる職業2位:会社員について
引用:就活の未来
WEBサイト『就活の未来』が調査した平均年収が高い企業ランキングTOP10は次のようなものです。
- キーエンス1,777万円
- ファナック1,571万円
- 朝日放送1,518万円
- 三菱商事1,446万円
- 伊藤忠商事1,383万円
- 三井物産1,363万円
- 毎日放送1,321万円
- ヒューリック1,295万円
- 日本経済新聞社1,262万円
- 住友商事1,256万円
4位、5位、6位、10位に大手総合商社がランクイン。
婚活でモテる職業を単純に年収で考えるならまさに狙い目の業界といえます。
ちなみに、かつてはこうしたランキングに証券会社や銀行の名前が入っていました。
現在でも高所得な業界ではありますが、上位10位以内には入っておらず、バブル崩壊とリーマンショックを経て金融業界の体質が変わったことが分かります。
会社員がモテる理由
会社員がモテる理由は次の2つです。
- ●インセンティブがつく人はかなりの高給取り
- ●優秀な人は役員が狙える
インセンティブがつく人はかなりの高給取り
営業を含む一部の部署では個人の成績に応じてインセンティブがつきます。
人によってはインセンティブだけで数十万円を受け取ることもあり、基本給と合わせればかなりの高給取り。
20代で年収1,000万円超えも夢ではありません。
こうした大成功は公務員では有り得ないことですので、「優秀なサラリーマンと結婚したい」という女性は大勢います。
優秀な人は役員が狙える
優秀なサラリーマンの旨味はインセンティブだけではありません。
そのまま失敗なくキャリアを積み重ねていけば、50代あたりで役員になれる可能性があります。
それが大企業なら年収は公務員の数倍。
もはや老後の心配は何一つなく、早期にリタイアし、夫婦二人で贅沢な生活を送ることができるのです。
会社員のネック
役員も狙える会社員ですが、現実をみるとそう甘いものではなく、次のようなネックがあります。
- ●社内での競争が激しい
- ●リストラやボーナスカット
- ●転勤が多い
社内での競争が激しい
婚活でモテるような有名企業には大勢の大学生が応募してきます。
さらに中途採用でスキルの高い人が入ってくるため、社内での出世競争は激戦。
学生時代に「俺は他の人より能力が高い」と感じていた人でも、入社してみるとまったく通用しないことが多々あります。
リストラやボーナスカット
民間企業につきものなのがリストラやボーナスカット。
直近でいえば、2020年頃からのコロナ禍によって、大手旅行会社や宿泊業ではリストラやボーナスカットが相次ぎました。
同期との出世競争でリードできている人ならさほど影響はないでしょうが、万が一出世競争で大幅に遅れをとったりしていると、会社がピンチに陥ったときに真っ先に肩を叩かれてしまうのです。
転勤が多い
婚活でモテる民間企業はたいてい全国に支社があります。
いかに優秀な人であってもずっと東京本社勤務ということはなく、若い頃は支社を転々とすることに。
その際、妻と子供が引っ越しを嫌がり、単身赴任になってしまう人も大勢います。
また、親世代が高齢化して介護が必要になった時にそばにいてあげられないという問題もでてきます。
婚活でモテる職業3位:医師について
上の表は若手医師や医学生向けに医学専門情報を提供している日経メディカルCadettoが看護師と医師を対象に行ったアンケート調査の結果です。
外科医が花形だと思われがちですが、同業者からみて結婚相手におすすめなのは一般内科。
これは外科と比べて内科の方が勤務時間が短く、業務内容が楽だからと考えられます。
ただし、これは同業者の目線でみた場合の話。
一般的にカッコいいと思われがちなのは、ドラマや映画で活躍するような緊急科です。
一口に医師といっても科によってモテる度合いがかなり異なるということは覚えておきましょう。
医師がモテる理由
医師が婚活でモテる理由は次の3つです。
- ●所得が高い
- ●職業としてニーズが高い
- ●他人から尊敬される
所得が高い
医師の平均所得は一般的なサラリーマンの平均所得よりもはるかに上。
医師免許取得までの年数や費用、難しさを考えれば当然のことでしょう。
結婚生活にはお金が必要ですから、女性にとって医師は非常に良いお相手です。
もっとも、所得が高いのは開業医や有名私立病院の医師。
公立病院の勤務医は年収を労働時間で割るとさほど高いとはいえません。
職業としてニーズが高い
医師は全国的に人数が不足しており、一度免許を取得してしまえば職に困ることはありません。
したがって、民間でありながらも公務員と同等の安定性を誇っています。
また、医療の専門知識があることで、そばにいてくれれば安心感が得られるというのも魅力。
家族が末永く健康的に暮らすことを考えた場合、医師と同居できるメリットは非常に大きいといえます。
他人から尊敬される
一般的に『先生』と呼ばれる職業は多くの人から尊敬されます。
教師、会計士、税理士、弁護士など、先生と呼ばれる職業はいくつもありますが、命というもっとも大事なものを扱う医師には格別の尊敬があつまります。
『お医者様』と様付けで呼ばれることも多く、女性が夫に選べば地域のコミュニティにおいて鼻高々でしょう。
医師のネック
医者のネックは次の2つです。
- ●勤務先によっては激務になる
- ●出会いの場が少ない
勤務先によっては激務になる
病院の勤務形態は様々。
地域の緊急病院となっているところや入院患者を抱えているところでは当直があります。
大学病院で成り上がるつもりなら、現場医療の他に論文を書く必要があり、その両立はかなりハード。
このように、勤務先によっては家にいる時間がほとんどないという状況になるのです。
出会いの場が少ない
一般的なサラリーマンからみれば、看護師に囲まれている医師は出会いが多いように見えることでしょう。
しかしながら、看護師と医師の間には感情的な対立が発生しやすく、この組合せの夫婦はあまり存在しません。
かと言って、患者と医師というカップルも少なく、医師が女性と出会う場は職場以外。
多くの人がそうであるように、職場で出会いがないと恋人作りにはかなり苦労します。
医師がモテるのは間違いありませんが、それは積極的に婚活した場合のこと。
何もしなければ出会いの機会はほとんどないということを理解しておきましょう。
婚活でモテる職業4位:弁護士
医師と並ぶ人気の士(師)業といえば弁護士です。
ドラマや映画の影響が強く、多くの人が憧れます。
実際、成功している弁護士なら年収は数千万~億。
また、法律の知識が豊富なことから『頭が良い』というイメージもあります。
弁護士がモテる理由
弁護士がモテる理由は次の2つです。
- ●年収が高い
- ●あらゆる面で良いイメージ
年収が高い
売れっ子弁護士になると年俸制での契約となり、その金額は数千万円以上にもなります。
とくに高年収なのは大企業の法務関係を扱う弁護士。
トラブル時の対応やM&Aなど、顧問弁護先が1社でもあれば十分に贅沢な暮らしができます。
ただし、こうした一流企業の弁護を担当できるのはごく一部の弁護士だけ。
実際の弁護士は一般的な企業における営業職のサラリーマンと同じで、案件作りのために日々営業活動を繰り返しています。
なおかつ、そこで案件を獲得できない弁護士の年収は、大卒で一般企業に入社した新社会人と大差ありません。
あるゆる面で良いイメージ
法廷に立って相手を論破する、または、困っている弱者を専門知識を使って救う・・・
普通の女性が弁護士に抱くイメージはこのようなものです。
実際にはもっと泥臭くイメージほど華やかではないのですが、女性側が華やかだと思い込んでくれているのは弁護士にとって大変好都合。
どんな場であれ、弁護士の名刺を出すだけで女性の目の輝きが変わるのです。
弁護士のネック
弁護士のネックは、現在人数が飽和状態にあること。
10年ほど前に弁護士試験のハードルが下がり、免許の取得が容易になりました。
そのため、若手~中堅の弁護士は飽和状態にあります。
アメリカは訴訟大国ですが、日本にはそれほど弁護案件が存在しません。
仮にあったとしても大した報酬にはなりません。
そのため、倒産する弁護士事務所もちらほら。
一昔前とは異なり、現在の20代・30代の弁護士は一般的に思われているほど恵まれた環境ではないのです。
まとめ
この記事では、婚活でモテる男性の職業ランキングをご紹介しました。
公務員、エリートサラリーマン、医師、弁護士の4つはいつアンケート調査しても上位。
この4つのいずれかに就くことができれば、婚活の場でモテることは間違いなしです。
ただし、どの職業であってもそれなりにネックがあります。
婚活でモテても仕事の面では人一倍努力する必要があることは理解しておきましょう。