更新:2024.10.12
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【男性も要注意】マッチングアプリには怖い人もいる!実例と対策を紹介

マッチングアプリを利用する人が増えている一方で、「怖い人がいた」という報告例も出始めています。

なかには警察沙汰になったものもあり、利用者側は「マッチングアプリには怖い人もいる」という認識を持って利用すべきです。

そこでこの記事では、マッチングアプリにいる怖い人の実例と対策をご紹介していきます。

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怖い思いをするのは女性だけじゃない

引用:ノマドマーケティング株式会社

2021年、婚活・恋活や街コンなど中心とする男女の出会いメディアe-venz(イベンツ)を運営するノマドマーケティング株式会社が、「マッチングアプリで危険な目に遭ったことがあるか?」というアンケートを実施しました。

調査対象は全国のマッチングアプリを使用したことがある20歳以上の未婚男女200人(男性114名・女性86名)。

その結果、男性の約26%が「ある」と回答しています(女性は40%)。

マッチングアプリで女性が性的暴行を受けそうになるという事例は以前から多々ありましたが、男性も怖い思いをすることがあるという実態が明らかになってきたようです。

男性の怖い体験は主にお金関連

前述のアンケートで「危険な目に遭ったことがある」と答えた男性達の体験をみると、「お金を取られそうになった」というものが一番多くなっています。

<お金関連の怖い体験の回答例>

  • ●「騙されそうになった」(30代/北海道)
  • ●「美人局にあった」(40代/岩手県)
  • ●「詐欺にあいそうになった」(60代/埼玉県)
  • ●「財布からお金を取られる寸前だった」(40代/岩手県)
  • ●「お金を貸してほしいということがありました」(50代/千葉県)
  • ●「相手が占いが得意だったので見てもらったりして良かったけど一緒に出かけた時に展示会会場に誘われて高額のセミナーやら商品を紹介され詐欺に逢いそうになった」(40代/東京都)

ご覧の通り、女性が男性を騙す(詐欺)パターンがほとんど。

その他、「ストーカーされた」(40代/岐阜県)、「個人情報漏洩」(20代/東京都)、「写真と違う人が来た」(40代/北海道)などの回答例もありました。

警察に相談してもお金は戻ってこない

詐欺の被害に遭ったと気付いた男性は真っ先に警察に相談するはず。

「何とかしてお金を取り戻したい」と思って相談するのでしょうが、残念ながら警察に相談してもお金の奪還には協力してくれません

警察の仕事はあくまでも犯人を逮捕することであって、お金の奪還は仕事ではないのです。

それは犯人を逮捕できた場合でも同じこと。

そもそも、犯人がすでにお金を使ってしまっている可能性もあり、騙されたと気付いてからでは手遅れです。

唯一可能性があるとしたら、詐欺事件に強い弁護士に相談すること。

犯人を見つけ出し、「返金しないなら警察に通報する」と交渉してくれるかもしれません。

もっとも、弁護士への依頼は着手金と成功報酬が発生するので、その点は理解しておきましょう。

ニュースになった怖い人の実例

前述のアンケート結果が示す通り、マッチングアプリには男性からお金をだまし取ろうとする怖い人が潜んでいます。

こうした詐欺を避けるには、その手口や特徴を理解しておくのが一番。

そこで、過去にニュースとして取り上げられた怖い人の実例をご紹介していきます。

怖い人の実例1:外国人女性になりすましたロマンス詐欺

引用:朝日新聞デジタル

2020年頃から急増しているのが、外国人女性になりすましたロマンス詐欺です。

2022年5月にはその詐欺グループの日本人主犯格として森川光容疑者(58)が国際指名手配されました。

同容疑者は国際連合所属の女性医師や米国の女性ライターになりすまし、男性2人から計約150万円をだまし取ったとのこと。

いずれのケースもネット上のやり取りのみで、男性が実際に女性と会うことはなかったとされています。

このように、昨今のロマンス詐欺は「実際には会わない」というのが主流。

その代わりにマッチングアプリ内のやり取りでは女性の方から熱烈にアプローチしてきます。

男性が舞い上がってしまうのも無理はありませんが、「会っていないのにお金の話が出る」という時点で怪しむべきでしょう。

怖い人の実例2:見た目と写真が違う

引用:宮崎日日新聞

マッチングアプリでは「いざ女性と会ってみると見た目と写真が全然違って怖い」ということがよく起こります。

この理由は主に二つ。

一つは女性側が写真を加工しすぎているパターン。

そしてもう一つは売春組織が勝手に可愛い女性の写真を拝借しているパターンです。

これは電磁的記録不正作出にあたり、立派な違法行為となります。

実際、マッチングアプリで不正に取得したアカウントを売春組織に販売したとして、石田晃一容疑者(39)が逮捕されました。

同容疑者はマッチングアプリ上で計15,000件超のアカウントを不正に取得していた模様。

この女性アカウントを通して知り合った男性は、「写真と全然違う」と思ったことでしょう。

最初から売春だと分かっているならまだしも、真面目な出会いだと信じてやり取りしていた男性にとっては大変なショック。

このような事例は非常に多いので、マッチングアプリで写真が可愛すぎる女性が近づいてきた場合は警戒してください。

怖い人の実例3:ぼったくりの店に連れて行かれる

引用:FNNプライムオンライン

初デートの際、女性に「どこか行きたいところはある?」と聞くこともあるでしょう。

「女性に楽しんでもらいたい」という男性側の思いやりなのですが、これはあまりおすすめできません。

なぜなら、ぼったくりの店に連れて行かれることがあるから。

実際、18歳の少女と2人の男性が逮捕されています。

直接の逮捕容疑は無許可で接客営業したこと(風営法違反)ですが、このぼったくり店においては警察に複数の苦情が届いていたそうで、被害に遭った男性の多さが分かります。

路上での客引きに対する規制が年々厳しくなるなか、マッチングアプリがぼったくり店の新たな集客方法になっているのは間違いありません。

こうした被害を防ぐには、初デートの場所を人の多いカフェに指定するのがベスト。

その際、女性側が早々に「店を変えたい」「この後、行きたいところがある」などと言い出したら要注意です。

怖い人の実例4:投資関連の話を持ち掛けてくる

引用:女性自身

「投資しませんか?」や「投資のセミナーに参加しませんか?」「投資で絶対に儲かる情報があります」などといった投資関連の話を持ち掛けてくる女性にも要注意です。

これに関してもっともセンセーショナルだったのは、SKE48の元メンバーである山田樹奈容疑者(22)が詐欺や特定商取引法違反(不実告知)などの疑いで逮捕された事件。

山田容疑者は仲間と共謀し、マッチングアプリで知り合った男性から投資助言料として現金50万円をだまし取りました。

この件で問題なのは、山田容疑者達が行った助言は実際には何の価値もないものだったということ。

それをあたかも必勝法であるかのうように説明して被害男性に販売していたのです。

ご存知の通り、投資に必勝法などなく、あるとしたらインサイダー取引だけ。

このインサイダー取引も違法ですから、「絶対に勝てる」などと言ってくる人は怪しいのです。

その他の怖い人の例

ご紹介した事例以外にも、怖い人の例は多々あります。

  • ●初デートの待ち合わせ場所に行ったら怖い男性が現れて現金を脅し取られた
  • ●デート中に飲み物に睡眠薬を入れられ、起きたときには財布を盗まれていた
  • ●「LINE IDを教えて」と言われて教えてところ、アカウントを乗っ取られた
  • ●若い女性とデート中に別の男が現れ、「この子は未成年だぞ」と脅された

このように、マッチングアプリを利用した犯罪は増えており、近い将来社会問題になると考えられています。

その一方で、マッチングアプリが男女の恋活・婚活に有効なのも事実

つまり、利用者は「この人はもしかしたら怖い人かもしれない」という意識を常に持ち、しっかりと見極めることが重要なのです。

まとめ

この記事では、マッチングアプリにいる怖い人の実例をご紹介しました。

男性が被る被害でもっとも多いのはお金関連。

それはこれまでのニュースからも明らかです。

したがって、マッチング相手の女性からお金に関連する話が出たら大いに警戒すべき。

相手は様々なパターンでお金をだまし取ろうとしてきます。

その手口は年々巧妙になっていますが、そもそもマッチングアプリとは恋活・婚活のために利用するものです。

どんな事情であれ、相手がお金の話に熱心になること自体が不自然

したがって、お金の話をよくする女性会員には近づかない方が賢明です。