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結婚相談所VSマッチングアプリ！男性の婚活に向いているのはどっち？
婚活の仕方は時代と共に変化してきました。
インターネットが普及した現在ではマッチングアプリを使って婚活する人が急増。
その一方で「婚活なら結婚相談所で」という意見も根強く残っています。
では、実際のところマッチングアプリと結婚相談所のどちらが男性の婚活に向いているのでしょうか？
この記事では双方の現状を紹介しつつ、男性にとってベストな婚活方法をご提案します。
結婚相談所業界の現状
一昔前まで結婚相談所の主力サービスといえば次の3つでした。
- 事業所で会員名簿を閲覧
- 結婚相談所スタッフによるお相手候補の紹介
- パーティーなどのイベント開催
ところが、昨今では上記3つに加えて『会員専用サイトでマッチング』というサービスが加わり、いつしかこれがメインのサービスになりました。
仕組みそのものは後述するマッチングアプリと何ら変わりなく、もはや結婚相談所というより結婚情報サイトと呼んだ方が適切。
一部の結婚相談所が昔ながらの対面によるサービスを提供しているものの、大手はとっくに結婚情報サイトメインに切り替わっているのです。
結婚相談所の長所
結婚相談所の長所は次の3つです。
- ●会員の本気度が高いこと
- ●お相手の身元がしっかりしていること
- ●スタッフに相談しながら婚活できること
会員の本気度が高いこと
以前より安くなったとはいえ、結婚相談所の料金は安くても数万円、高ければ数十万円もします。（女性の方が若干安い）
これほどの金額をつぎ込むということは、それだけ本気で婚活しているということ。
特に女性はやろうと思えば無料または数千円で婚活できるわけで、あえて万単位のお金を支払うあたりにやる気の強さが伺えます。
これは結婚相談所の男性会員にとって大変好都合。
女性とメッセージのやり取りができるようになれば、そこからデートに発展させるのは容易です。
お相手の身元がしっかりしていること
結婚相談所への入会時には独身証明書や源泉徴収票などの書類が必要です。
よって、少なくとも入会時においては独身であり、年収の額も申告通り。
ごく普通のことのように思えるかもしれませんが、これは非常に大事な点です。
というのも、婚活している男性をターゲットにした詐欺が多いから。
結婚相談所だからといって絶対に安全とはいえませんが、一般的な婚活パーティーやマッチングアプリと比べるとセキュリティ面が高いのは間違いありません。
スタッフに相談しながら婚活できること
恋愛経験が少なかったり奥手だったりすると、「誰かに相談したい」と思うこともあるでしょう。
そんな時に頼りになるのが結婚相談所のスタッフです。
スタッフの意見が絶対に正しいとは限りませんが、同様の相談を何度となく受けてきたはずであり、高確率で的を射たアドバイスをしてくれます。
また、意中の女性にフラれたときは慰めてくれることも。
こうした細かいサービスは結婚相談所ならではです。
結婚相談所の短所
結婚相談所の短所は次の3つです。
- ●料金が高い
- ●会員数が少ない
- ●20代が少ない
料金が高い
結婚相談所の料金は会社によってかなりバラつきがあります。
とはいえ、どこを選んでも万単位は確実。
平均すると14～15万円といったところです。
この金額で1年または2年分。
パーティーなどのイベント参加費は別途になります。
20年程前までは30～40万円が相場でしたからかなり安くなってきてはいますが、それでも高額なことに変わりありません。
無論、結婚を保証してくれるわけではないので、大金を支払ったからといって安心せず、積極的に活動する覚悟が必要です。
会員数が少ない
大手の結婚相談所は『会員数が多い』などと宣伝していますが、それは結婚相談所業界の中でのこと。
他業界となるマッチングアプリと比べると、どんな大手の結婚相談所であってもまったく歯が立ちません。
たとえば大手結婚相談所として名高いオーネットの2021年新規会員数は19,745人。
これに対してマッチングアプリ最大手のペアーズは年間で100～200万人の新規会員がいます。
実に100倍もの差があり、そう考えると結婚相談所の会員数は決して多いとはいえません。
20代が少ない
結婚相談所会員の主な年齢層は40～50代。
一方、20代は男女ともに非常に少なく、同世代で好みのタイプを見つけることは困難です。
結婚相談所側も金銭的にゆとりのある40代、50代をターゲットにしている節があるので、今後も20代の会員が増える可能性は低いでしょう。
マッチングアプリ業界の現状
マッチングアプリができたのは2000年頃。
当時は類似業界である出会い系サイトと同一視されることが多く、出会い系サイトにサクラが多かったことから、「マッチングアプリは怪しい」と考える人がほとんどでした。
ところが、スマートフォンが普及したことによって風向きが変わり、徐々に会員数が増加。
コロナ禍による外出自粛が更なる追い風となり、2020年からは会員数の増加に拍車がかかっています。
「マッチングアプリを利用するのは恥ずかしい」という意識が根強いため公言されることは少ないようですが、実際には大勢の人が利用しており、もはや婚活のスタンダードとなっているのです。
マッチングアプリの長所
マッチングアプリには次のような長所があります。
- ●会員数が多い
- ●コスパが良い
- ●時間を問わず婚活できる
会員数が多い
前述したように、マッチングアプリ業界の勢いは凄まじく、大手のマッチングアプリともなると累計会員数は数百万人を超えています。
なおかつ、毎日大勢の新規会員がいるわけで、少々田舎であってもアプローチする相手に困ることはありません。
この点においてマッチングアプリは最強の婚活ツールであり、婚活パーティーや結婚相談所をはるかに上回ります。
コスパが良い
会員数の多さに対してマッチングアプリの費用は一ヶ月あたり4,000円前後。
合コンであれば1回分、結婚相談所であれば1～2週間分といったところですから、マッチングアプリのコスパは非常に高いといえます。
時間を問わず婚活できる
インターネットサービスであるマッチングアプリは時間を問わず婚活できます。
たとえば夜寝る前に『いいね』（やり取り申込）を送っておくと、朝起きたときにはマッチングが成立し女性からメッセージが届いていることも。
また、コロナ禍で外出自粛を求められていてもマッチングアプリなら影響を受けません。
婚期が遅れたり出会いがなかったりする人の大半は「仕事が忙しい」のが理由ですから、その仕事の合間に婚活できるマッチングアプリはもってこいのツールなのです。
マッチングアプリの短所
コスパや使い勝手の面で非常に優れているマッチングアプリですが、残念ながら短所もあります。
- ●会員の本気度が低い
- ●女性の理想が高い
- ●詐欺事件が増えている
会員の本気度が低い
マッチングアプリへの登録は数分で済みます。
提出物も身分証明書の写真1枚。
この手軽さで会員数を伸ばしているわけですが、逆にいうと冷やかしや興味本位の人も多いということ。
また、ほとんどのマッチングアプリが女性無料としているのも本気度の低さの要因となっています。
その結果、マッチングした女性にメッセージを送っても無視されることがしばしば。
初デートをドタキャンされることすらあります。
女性の理想が高い
女性は無料のため、仮に恋人ができなくても一切損をしません。
なおかつ、平均的なルックスの女性でも100～200人ほどの男性から『いいね』をもらいます。
この二つの要素のおかげでマッチングアプリの女性会員は理想を追い求めがち。
「もっとカッコいい人がいい」
「ダメじゃないけどもっと自分に合った人がいるかも」
このように、「もっともっと」という意識が強くなり、最終的には素敵な男性しか見なくなります。
それゆえマッチングアプリでは、モテる男性とモテない男性がはっきりと分かれるのです。
詐欺事件が増えている
引用：FRIDAYデジタル
利用者の増加に伴ってマッチングアプリを使った詐欺事件も増えています。
いわゆるロマンス詐欺であり、容姿の良い女性が好意を匂わせながら男性からお金を引き出すのが基本的な手口。
「二人の将来のために仮想通貨で資産を増やしましょう」
「今すぐ会いに行きたいのですが海外で暮らしていて渡航費用がありません」
「家庭の事情により大金が必要になりました。この問題を解決しないと結婚できません」
このようにお金を引き出す口実は様々。
もっともらしいように聞こえますが、まだ正式に交際していない間柄（マッチングアプリ上で知り合ったばかり）であることを考えるとあまりにも非常識。
散々好意を匂わせられた後なので信じたくなるかもしれませんが、決して信用してはいけません。
結婚相談所よりマッチングアプリの方が婚活しやすい
ご紹介した通り、結婚相談所とマッチングアプリにはそれぞれ一長一短があります。
では、男性はどちらの方が婚活しやすいのか？
その答えは『マッチングアプリ』です。
というのも、昨今の結婚相談所は会員専用のマッチングアプリと化しており、そこでやることは一般的なマッチングアプリと何ら変わらないから。
それでいて一般的なマッチングアプリの方がはるかに会員数が多く低料金なわけですから、結婚相談所を選ぶ理由がありません。
あえて結婚相談所の推しどころを挙げるとしたら、『お相手の身元がしっかりしている』という点くらいでしょう。
マッチングアプリでモテなければ結婚相談所でもモテない
「結婚相談所は料金が高いから結婚相手を見つけやすいはず」と考えている人がいたら、今すぐ認識を改めてください。
たしかに結婚相談所の会員は本気度が高く、女性も積極的にアプローチしてくれます。
しかし、本気度が高いからといって各自の理想が大幅に下がることはありません。
「理想の人を見つけよう」という意識が強いだけであって、「好みのタイプじゃないけどこの人と結婚しとこう」などと考える女性はいないのです。
よって、マッチングアプリでまったくモテなかった人がそのまま結婚相談所に登録してもやはりモテません。
まずは自分を磨き直し、魅力を高めることが大事。
それがしっかりできれば、わざわざ高額の結婚相談所に登録せずとも、マッチングアプリに再挑戦するだけで十分です。
男性の婚活に向いているマッチングアプリ
最後に婚活中の男性に向いているマッチングアプリを二つご紹介しておきます。
いずれも十分な会員数と実績があるので、登録すれば数ヶ月ほどで恋人ができる可能性は大。
そこにかかる費用は高くても1万円ほどですから、結婚相談所に登録する前にマッチングアプリを試してみるべきです。
恋愛を楽しんでから結婚したいならペアーズ
ペアーズは業界最大手のマッチングアプリです。
女性は20代中盤がメイン。
それゆえ「今すぐ結婚」というよりも、「結婚はもうしばらく恋愛を楽しんでから」という女性がほとんどです。
少なくとも、相手の女性が30歳になるまでは恋愛を楽しめることでしょう。
＜ペアーズの基本料金＞
| WEB版 | アプリ版 | |
|---|---|---|
| 1ヶ月プラン | 3,590円／月 | 4,300円／月 |
| 3ヶ月プラン | 2,350円／月 （7,050円の一括払い） |
3,600円／月 （10,800円の一括払い） |
| 6ヶ月プラン | 1,830円／月 （10,980円の一括払い） |
2,400円／月 （14,400円の一括払い） |
| 12ヶ月プラン | 1,320円／月 （15,840円の一括払い） |
1,733円／月 （20,800円の一括払い） |
1～2年のうちに結婚したいならOmiai
1～2年のうちに結婚したいならOmiaiがおすすめです。
Omiaiの女性会員はアラサーがメイン。
彼女たちにとって早期の結婚は願ったりかなったりです。
実際、ペアーズと比べると結婚への意識が高い女性が多くなっています。
＜Omiaiの基本料金＞
| プラン | アプリ版 |
|---|---|
| 1ヶ月プラン | 4,800円/月 |
| 3ヶ月プラン | 2,933円/月（一括 8,800円） |
| 6ヶ月プラン | 1,633円/月（一括 9,800円） |
| 12ヶ月プラン | 1,567円/月（一括 18,800円） |
＊Omiaiはアプリ版のみ
まとめ
この記事では結婚相談所とマッチングアプリを比較しました。
どちらも目指すゴールは同じですが、手軽さや費用の安さ、出会いやすさなどを考慮するとおすすめなのはマッチングアプリ。
「マッチングアプリではモテないけど結婚相談所ではモテた」などということはあり得ず、モテる人はどちらに登録してもモテます。
なので、男性が婚活に利用するならマッチングアプリだけで十分なのです。
この記事を書いた人
佐藤 ゆかり
友達が出会い系サイトで彼氏ができたのをキッカケに自身も使い始め、婚活系サイトも同時利用。週に1度のランチデートをして疲弊しつつも、気づけば仲間内ではマッチングアプリのご意見番のような立ち位置に……。プロフィール作りはプロ級です（笑）色んな男性とやり取りしている経験をベースに主に婚活アプリのリアルな現状をお伝えしています。
