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出会い系サイトのサクラって違法なの?
そもそもサクラとは
出会い系サイトでよく使われる「サクラ」という言葉。これは実際に実在しない女性をサイト運営会社のスタッフが装い、あたかも存在しているように見せかけて男性ユーザーに課金させたり女性ユーザーたくさん登録しているように見せかけるという一種の詐欺のような手口ですが、もともとサクラというのは芝居小屋などで「○○~!」と劇団名や役者の名前を叫んで芝居を盛り上げる代わりに無料で芝居を見物できるという見物人のことを示した言葉でした。
それが時代と共に客のふりをして一般客の購買意欲を掻き立てる人物のことを表す言葉となったのです。
サクラは出会い系サイトだけに限らず、パチンコ屋、ブティックのセールス、実況販売など至る所に出没します。
サクラ本来の使命は一般客の気持ちを煽ることももちろんですが、そのために場を盛り上げることがまず重要となります。
集まった人々は「誰が最初に購入するのかな?」「本当なのかな?」と半信半疑で商品や店舗スタッフの説明を聞きます。
そこにサクラが現れて最初に購入すればそれを傍聴していた周囲の客たちもつられて買ってしまうというわけです。
サクラはもちろん運営側の仕込みで時給や日給などの条件で働いています。
中にはノルマが課せられているサクラもいますが、雇われている以上は一般の仕事と何ら変わりはありません。
ちなみに出会い系サイトに出没するサクラは運営側が雇っているサクラのパターンと他社が送り込んでいるサクラの2パターンがあります。
運営側の仕込みの場合は基本的に社員かバイトのどちらかです。
一方、他社が送り込んでいるサクラは歩合制であることが多いので、ノルマがあったりと色々厳しい側面があります。
出会い系サイトのサクラは詐欺にあたる?
そんなサクラですが、実際のところこのサクラという行為に違法性はあるのでしょうか?
例えば登録している出会い系サイトに中に本気で出会いを求めている女性もいるけれど、サクラの存在も否定できない、つまりサクラも紛れ込んでいるサイトである場合は詐欺罪とは認められにくいです。
しかし、サイト自体が出会いを支援している目的で作られているにもかかわらず、一般女性とまったく出会えない、それどころか実在する女性に見せかけてひたすらメールを繰り返してポイントだけを消費させるという悪質な手口の場合は詐欺罪として被害届を出すことができます。
警察の手により捜査がはじまれば運営者を逮捕することも決して不可能ではありませんが、こういった悪質サイトは記載されている住所や会社名もダミーである可能性が高いことから実態を把握するのに相当な時間を要することが多いです。
ほかにも無数の余罪があり、そこから運営の本拠地にたどり着く糸口が見つかれば逮捕することもできるかもしれません。
しかし現状では、出会い系サイトのサクラ行為をしているだけで逮捕することは現実的に不可能だと考えていいでしょう。
出会い系サイトでサクラが違法と解釈されるポイント
では出会い系サイトのサクラが法的に問題があると解釈される部分はどこにあるのでしょうか?
法律的に接触するポイントについて以下にまとめてみました。
サクラが有罪だと判断された事例
では最後に、出会い系サイトのサクラ詐欺で実際にサイト運営側が逮捕された事例についてご紹介しましょう。
2013年1月15日、福岡県警は出会い系サイト「出会いビービーズ」でアルバイト従業員使ってサクラ行為をしていたものとしてサイト運営社長並びに元従業員の計7人を逮捕しました。
サイトの会員数は約12万人、被害総額は約20億円にも上るとされています。
詐欺の手口は至ってシンプルで、アルバイト従業員が会員になりすまし一般ユーザーに「寂しいです」「お話しましょう」などのメッセージを送信。サイト内でのメッセージを長引かせてポイント課金をさせていたというものです。
参考URL:http://www.nikkei.com/article/DGXNASJC15026_V10C13A1ACY000/
続いて2013年に起こった異例中の異例の判決についてご紹介します。
2013年6月19日、東京高裁でこれまで類を見ない驚くべき判決が下されます。
出会い系サイトで2000万円を超えるサクラ被害にあった男性の訴えを裁判所は全面的に認めてサイト運営側に賠償を命じる結果となりました。
第一審では男性の訴えは全面的に棄却。この地方裁判所の判断は前例通りといった内容だったのですが、最高裁ではまさかの逆転勝訴となったのです。
この男性の場合、メールの送受信に高額なポイント課金が必要なると言って騙されていたり、口座番号や暗証番号の入力まで指示されていたり。しかも会うことを打診するとなぜかキャンセルを連発しそこでまたポイントを課金させたりという悪質極まりないものだったのですが、裁判所はこれらの手口はサクラ行為以外の何ものでもなく、悪意を持ってポイント課金させたということ以外考えにくいとして今回の判決を下したようです。
まぁ、誰がどう見たってサクラなのは明白なんですが、日本の裁判は前例のないことを行うのはなかなか難しいもので、こんな普通の訴えすらも聞く耳を持ってもらえないことが多々あるんです。
この判決は悪質サイトの撲滅に大きく貢献した事例だったと言えますが、一番大切なことはやはり自分自身がサクラの被害にあわないよう日頃から注意しておくことです。
どれだけユーザーが多く口コミの評判がよくても、すぐに信用して登録するのではなく、必ず運営者情報やプライバシーポリシーまで細かく確認してから大丈夫なサイトがどうか見極めるようにしてください。
また、安全なサイトであっても他社のサクラが紛れ込んでいることも否定できません。
そんな時は何度かやりとりをして様子を見てください。「会おう」と誘うと話をはぐらかす、サイト内でやりとりをしたがるようならサクラだと疑ってかかった方がいいかもしれません。
どれだけ警戒心の強い子でも1ヵ月以上もサイト内でやりとりを続けることなどあり得ませんし、それ以上続けば間違いなくサクラか、そうでなくとも暇つぶしです。
いずれにしても相手にするだけ時間の無駄ですので、早々に切り上げるようにしてください。