Facebook仮想通貨「リブラ」はマッチングアプリ業界をどう変える?
“私たちは27の企業と協力し、リブラという新しい通貨を創設しています。”
We're coming together with 27 organizations to create a new currency called Libra. Here's what else to know about it: https://t.co/hvixAijJra
— Facebook (@facebook) 2019年6月18日
Facebook仮想通貨「リブラ(Libra)」とは
Facebookは2020年に「リブラ(Libra)」という仮想通貨サービス開始すると発表。
参照:日本経済新聞
世界で約27億人の利用者がいるFacebookの通貨となれば影響力が大きいのは言うまでもありません。
Facebookリブラと一緒に使う「カリブラ(Calibra)」とは
リブラをスマホで使うためのお財布アプリが「カリブラ(Calibra)」という名称です。
カリブラはクレジットカードや銀行口座を持てない人も利用可としています。
参照:ITmedia News
Facebookリブラのサービス主な加盟企業
マスターカード(アメリカ) ペイパル(アメリカ) ペイユー(南アフリカ) ストライプ(アメリカ) ビザ(アメリカ) |
決済会社 |
フェイスブック(アメリカ) フェイスブック(アメリカ) イーベイ(アメリカ) リフト(アメリカ) スポティファイ(スウェーデン) ウーバーテクノロジーズ(アメリカ) Xapo(香港) ブッキング・ホールディングス(アメリカ) ファーフェッチ(イギリス) |
サービス |
イリアッド(フランス) ボーダフォン(イギリス) |
通信 |
アンドリーセン・ホロウィッツ(アメリカ) ユニオン・スクウェア・ベンチャーズ(アメリカ) リビット・キャピタル(アメリカ) スライブ・キャピタル(アメリカ) |
ベンチャーキャピタル |
メルシー・コープス(アメリカ) キヴァ(アメリカ) |
NPO |
リブラはFacebookの独裁管理とせず、上記加盟の企業は1社最低1000万ドル(約10.7億円 2019年6月レート)以上を投資。
参照:日本経済新聞
Facebook仮想通貨「リブラ」はマッチングアプリ業界をどう変える?
Rapid Leaks
マッチングアプリの料金はリブラで支払えるようになることが予測できます。
Facebook系のマッチングアプリであればリブラで支払う方がお得などのサービスも出てくるかもしれませんね。
Facebook系のマッチングアプリだけではなく、リブラはアメリカドルに代わる通貨になるのではないかと世界中で大ニュースになっています。
ニュースキャスターのおじさん、興奮気味。
”「リブラはドルやユーロ、日本円、何でも交換できる」”
リブラのレートは、ドルやユーロ、円などの通貨や短期国債の価格に”一定比率”を出した「バスケット価格」としているものの”一定比率”の詳細については言及していません。
CNBC Television
”「カリブラで、いくら送金したかメッセージと一緒に簡単に通知できる」”
マッチングアプリを利用しながら投資もできちゃう!?
こちらの予測はノーです。
”リブラはドルやユーロと一定比率で交換できる「ステーブル(安定)コイン」”
日本経済新聞
ビットコインなどの仮想通過ブームに乗りおくれた投資家が注目しているものの、リブラは”ステーブル(安定)コイン”、つまり値動きや価値変動が大きくない”通貨”を目指しているため投資向きではありません。
ビットコインを含む、すべての仮想通過の価値が下がるのではという噂はあります。
Facebook仮想通貨「リブラ(Libra)」のメリット
今までクレジットカードが作れないからという理由でサービスの利用を諦めていた人も、即日利用が可能になる、そんなサービスをFacebookは目指しています。
Facebook仮想通貨「リブラ(Libra)」のデメリット
”通貨”という名称である限り、政府にコントロールされるという課題があるのがデメリットでしょう。
現時点で難航している問題は、同サービスに米政府は猛反発しています。
“Facebookの仮想通貨「Libra」に米議会が激怒、開発停止を求める”
日経TECH
”Facebookは信用できない会社”ということを理由にしています。
Facebookのプライバシーポリシーは過去に問題になっているのは事実。
まとめ
ユーロが欧州連合の通貨となったように、リブラが世界共通の通貨となるか注目したいです。
マッチングアプリの利用料金も、従来の金融機関を通さなくなったことで手数料が減り、リブラで払うとお得!なんて近未来が来ることを期待します。