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ハッピーメールにはアドレス回収業者がいる!その被害と対策とは?
出会い系サイトの大手であるハッピーメールを利用している人は大勢います。
それだけに様々な詐欺師や厄介な会員、業者も紛れ込んでいるのですが、そのなかの一つがアドレス回収業者です。
彼らに引っかかってしまうと、その後に大きな被害を被ることもあります。
そこでこの記事では、アドレス回収業者による被害と、その対策についてご紹介していきます。
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アドレス回収業者とは?
アドレス回収業者とは、何らかの方法でメールアドレスを回収し、それを利用して悪事を働く、あるいは、メールアドレスを転売する業者のことをいいます。
「たかがメールアドレスくらい」と思うかもしれませんが、これが大きな被害に繋がることもあり、しばしば問題になっています。
こうしたアドレス回収業者はハッピーメールをはじめとする出会い系サイトにも紛れ込んでおり、大抵の場合は女性会員を装っています。
そして、連絡してきた男性会員を狙ってメールアドレスの交換を持ち掛け、アドレスを次々に回収していくのです。
当然、これらのアドレス回収業者と出会えるはずもなく、男性会員側はメールアドレスを回収されたばかりか、ポイントを無駄に失うことにもなります。
アドレス回収業者の手口
では、アドレス回収業者がどんな手口をつかってアドレスを回収しているのか、その手口から主なものをご紹介していきます。
パターン① 「お金はいりません」と掲示板に書き込む
ハッピーメールでは掲示板を使って出会うのが一般的です。
女性側がお相手募集の書き込みを行い、それをみた男性側がメールをだすことでやり取りが始まります。
この掲示板をみると、そのほとんどが「今日、会える人いますか?」や「22歳、Dカップ、イチャイチャしたいです」などと書かれています。
これらはいわゆる援助交際相手の募集であり、当然ながら男性が女性にお金を払うわけですが・・・
「お金はいりません」「デート代はすべて私が負担します」などと書かれた書き込みも存在します。
その内容を読むと、
・結婚願望はないが寂しいので定期的に会える男性を探している
・性的欲求を満たしたいだけ
などと書かれています。
セックス目手に男性にとってはこれほど美味しい条件はありませんから、ついメールを出してしまうのも無理はないでしょう。
すると今度は、「ハッピーメールでのやり取りは貴方にポイント代がかかってしまうから、メールアドレスの交換をしませんか?」と提案があります。
そのメールには隠語を使ってメールアドレスが記載されているので、これまた「美味しい話だ」とメールを出してしまいがちですが・・・
この一連の流れがアドレス回収業者がメールアドレスを回収する手口なのです。
事実、せっかくメールアドレスを交換したのに、挨拶のメールが届いただけで、その後はぱったりと連絡が途絶えてしまいます。(挨拶のメールがくるのは、メールアドレスを確認するためです)
ハッピーメールでは、女性がセックスの対価としてお金を受け取るのが当たり前になっていますから、「お金はいらない」と書いている時点で、「話がうますぎる」と警戒すべきでしょう。
パターン② 掲示板でメル友を募集している
ハッピーメールの掲示板にはメル友募集用のジャンルもあります。
主に雑談や趣味の話をする仲間を集めるためのものですが、なかにはアドレス回収業者によるものも。
「暇な時に話しましょう」
「社会人サークルを作りましょう」
こうしたタイトルで人を集め、「ポイントがもったいないから」「仲間が集まっているメーリングリストがあるから」等という理由でメールアドレスを交換。
しかし送られてくるのは架空請求のメールやウイルスが添付されたメールばかりなのです。
パターン③ 足あとや好意的なメールを突然送ってくる
ハッピーメールを利用していると、女性側から足あとをつけられたり、突然メールが届くことがあります。
「プロフィールをみて何となく気になったので」「ご近所だと思ったので」などと書かれていることが多いのですが、こうした女性側からいきなり届くメールはかなり怪しいのです。
というのも、ハッピーメールの女性会員のもとには、男性からたくさんのメールが送られてきます。
なので、普通の女性であれば、それらに応対するだけで十分であり、自分から好みの男性を探してメールを出すようなことはしないからです。
このことから、突然メールを送ってくる業者は、アドレス回収業者を含む何らかの業者だと考えられます。
女性からメールが届くのは大変嬉しいものですが、ハッピーメールにおいて突然メールを送ってくる女性は無視した方が良いでしょう。
アドレス回収業者はどこが危険なのか
アドレス回収業者の手口が分かったところで、「なぜアドレスを回収されることが危険なのか」という点についてご説明していきます。
実のところ、メールアドレスとパスワードは、すでに何らかの理由により流出していることがほとんどなのです。
その結果、業者側の手元には、大量のメールアドレスとパスワードが一覧表になって保存されています。
こうした流出は、セキュリティの甘い通販サイトや詐欺サイトからよく起こります。
また、大手企業が運営するサイトであっても、サイバー攻撃を受けて大量のメールアドレスとパスワードが流出することもあります。
ただし、この時点では氏名、年齢、住所、性別までは特定されておらず、業者側が悪事に利用するには情報不足です。
そこで、ハッピーメールなどの個人情報が比較的多いサイトからメールアドレスを回収し、手元のメールアドレス一覧表と照合するという手法がとられるのです。
これによって、該当するメールアドレスを所有する人物の性別や居住地、大まかな年齢などが分かることになります。
悪意を持った者に、氏名、居住地、年齢、生年月日、メールアドレス、パスワード等をセットにして知られてしまうわけですから、それがいかに危険なことであるかは容易に想像できるのではないでしょうか。
メールアドレス回収業者による被害とは
メールアドレスが回収され、それが業者側の手元にある一覧表と合致してしまった場合、どのような被害が起こりうるのでしょうか。
以下では、想定される被害についてご紹介していきます。
迷惑メールが届くようになる
一番ありがちなのは、回収されたメールアドレスに迷惑メールが届くようになることです。
出会いを求めるメールから同窓会の連絡っぽいメールまで、その内容はさまざまです。
送信元のアドレスが微妙に変化していくので、いくらメール拒否設定をしても次々に迷惑メールが届いてしまいます。
コンピューターウイルスに感染してしまう
届いた迷惑メールをうっかり開いてしまうと、そこにくっついていたコンピューターウイルスに感染してしまうことがあります。
その場合、感染した端末内にある様々なデータや個人情報(クレジットカードの暗証番号など)が流出する可能性があります。
その他、端末に負荷がかかり、動作が遅くなったり動作が不安定になったりします。
また、「あなたの端末でウイルスを検知しました。すぐに対応する必要があります」と警告メッセージが表示され、その下にセキュリティソフトの広告がでることがあります。
なんとも親切な表示なのですが、実はこの警告表示と広告自体が、ソフトを購入させるためのウイルスなのです。
一応セキュリティソフトを購入することはできるのですが、こうしたソフトのほとんどは粗悪品で、ウイルスをブロックすることはできません。
そればかりか、アップデートなどといって追加料金を請求されることすらあります。
ちなみに、こうしたウイルス被害は、パソコンだけでなくスマホでも起こりえるので注意しましょう。
他サイトへ誘導される
送られてくる迷惑メールの中には、他の出会い系サイトのURLが記載されているものもあります。
送信者は女性で、「このサイトで秘密のやり取りをしよ♡」などと書かれているのですが、実際にアクセスしてみると、そのほとんどが聞いたこともないマイナーな出会い系サイトです。(というより、サクラを使った詐欺サイトです)
当然、女性にメールを出すには課金する必要がありますし、そうやってメールを出したところで、相手の女性と出会えることはありません。
その他、エロ動画サイトやいかがわしい通販サイトのURLへ誘導されることもあります。
架空請求される
他サイトへ誘導された場合、後日架空の料金を請求するメールが送られてくることもあります。
「○○というサイトを閲覧したので、閲覧料を払ってください」という主旨とともに、「払わなければ法的手段をとる」と脅すような文言まで入っています。
この法的手段という単語に弱い人は多く、怖くなって請求通りの金額を払ってしまうようなのですが・・・
本当の法律でいうなら、こうした請求に法的根拠はありません。
なので、相手側にはとるべき有効な法的手段はないのです。
そもそも、URLをクリックしただけで料金が発生するような設定そのものに違法性がありますから、架空請求のメールが届いた場合は無視するのがベストです。
SNSが乗っ取られる
アドレスが回収されてしまうと、SNSの乗っ取り被害に遭う危険性があります。
というのも、同じメールアドレスとパスワードを、複数のサイトやSNSへのログインIDとパスワードに設定している人は意外と多いからです。
そして、一度乗っ取られると、即座にパスワードを変更されてしまうので、元のユーザーはログインできなくなります。
こうしてアカウントを乗っ取った業者側は、登録されている友達に「財布をなくして無一文なので、助けてほしい。WBEマネーを購入してその番号を教えて」等とメッセージを送るのです。
これを放置しておいては被害が拡大するだけですから、アカウントを乗っ取られた場合は速やかに運営会社に連絡をいれ、アカウントを停止してもらう必要があります。
アドレス回収業者への対策
アドレスを回収されてしまうことの危険性がわかったところで、そうならないようにするための対策をご紹介していきます。
対策① ハッピーメール専用のメールアドレスを作る
対策の一つ目は、ハッピーメールで連絡先を交換するための専用メールアドレスを作ることです。
一般的なフリーメールでアドレスを取得し、パスワードもそれ専用のものにします。
その際、アドレスもパスワードも既存のものとはまったく違うものにするのがコツです。
こうしておけば、仮にアドレス回収業者によって回収されてしまったとしても、すでに流出しているメールアドレスとは一致せず、大きな被害を受けることはありません。
被害があったとしても、ハッピーメール専用メールアドレスに迷惑メールが届く程度で済むでしょう。
もちろん、届いた迷惑メールを開けてはいけません。(ウイルス感染の危険性があります)
対策② 定期的にメールアドレスのパスワードを変更する
既存のメールアドレスとパスワードがすでに流出している可能性を考慮すると、パスワードを変更するというのが得策です。
少々手間かもしれませんが、これはプロバイダー各社が推奨している安全対策でもあります。
もっとも、変更したパスワードをデータとして端末内に保存するのは危険です。
なぜならば、どんな経路でウイルスに感染し、端末内のデータが抜き取られるか分からないからです。
その意味では、メールアドレスも含むあらゆるパスワードは、端末以外の場所に保存しておく方が良いでしょう。
対策③ ハッピーメールでは相手のLINE IDを聞くようにする
交換する連絡先にLINEを選ぶという手もあります。
その際は、必ず相手側のLINE IDを聞き出し、自分からLINEを送るようにするのがコツです。
また、相手によってはLINEのIDを教えることを嫌がる場合もあります。
そのような時は、カカオトークなどといった一般的にサブとして使用されるコミュニケーションアプリを提案するのがベターです。
なお、そこまで提案しても相手がメールアドレスに固執する場合は、十中八九アドレス回収業者です。
対策④ そもそも連絡先を交換しない
ここまでアドレス回収業者への対策をご紹介してきましたが、対策としてもっとも有効なのは、連絡先を交換しないことです。
まず、ハッピーメールでの出会いのほとんどは援助交際であるはずです。
つまり、一度きりの関係なわけで、あえて連絡先を交換する必要はありません。
では、「ハッピーメールで恋人探しをしている人はどうするのか?」という問題がでてくるわけですが・・・
はっきり言ってしまうと、ハッピーメールで恋人探しをすること自体がナンセンスで非効率的なのです。
ここまでご紹介してきたように、ハッピーメールにはアドレス回収業者を含む多くの業者が存在しています。
また、ペアーズやOmiaiといった大手のマッチングアプリと比べると、本気で恋人探しをしている女性会員の数はかなり少なくなっています。
というより、本気で恋人探しをしている女性会員はほとんどいないと考えるべきです。(なぜなら、ハッピーメールは援助交際用のサイトだと認知されているからです)
以上のことを考慮すると、ハッピーメールで連絡先を交換する必要はないのではないでしょうか。
まとめ
この記事では、ハッピーメールにいるメールアドレス回収業者の危険性と、その対策についてご紹介しました。
アドレス回収業者による被害は主に以下の4つです。
● 迷惑メールが届くようになる
● コンピューターウイルスに感染してしまう
● 他サイトへ誘導される&架空請求される
● SNSが乗っ取られる
とくにSNSの乗っ取りは、詐欺行為に悪用される可能性があるため、注意が必要です。
そしてこうした被害を防ぐための対策は以下の通りです。
● ハッピーメール専用のメールアドレスを作る
● 定期的にメールアドレスのパスワードを変更する
● 相手のLINE IDを聞くようにする
● 連絡先を交換しない
ハッピーメールで連絡先を交換する時は、これらの対策を忘れないようにしましょう。
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