マッチングアプリの男性料金と女性会員の内容、使いやすさを比較表で紹介
近年、マッチングアプリを使って恋人探しをする人が増えてきました。
当然、マッチングアプリの数も増えており、未経験の人はどれに登録すべきか迷うことでしょう。
そこでこの記事では、人気のある主なマッチングアプリの男性料金、女性会員の内容、使いやすさを比較表を用いてご説明していきます。
これをもとに自分にとってベストなマッチングアプリを選択してくださいね。
見出し
人気のある主なマッチングアプリ
2021年10月時点において日本国内で人気のある主なマッチングアプリは以下の7つです。
それぞれのマッチングアプリにどのような特徴があるのか、まずはこの点からご説明していきます。
ペアーズ
国内マッチングアプリの最大手といえるのがペアーズです。
累計会員数は1,000万人を超えており、その勢いは増すばかり。
毎日多くの新規会員が登録してくるので、お相手探しに困ることはありません。
そんなペアーズの使い方はシンプルかつスタンダード。
女性会員の一覧画面から気に入った人に「いいね」を送り、相手側が了承すればマッチングが成立しやり取りが可能になります。
「有名だから取り敢えずペアーズに登録してみた」という初心者も多く、事務局によると毎日たくさんのカップルが誕生しているとのことです。
Omiai
ペアーズに次ぐ地名度を誇るといっても過言ではないのがOmiaiです。
累計会員数は2020年10月の時点で600万人以上。
ペアーズより少ないとはいえ、やはり毎日多くの新規会員が登録しています。
使い方はペアーズと似ていますが、相手の人気度に応じて「いいね」を送るのに必要なポイントが変動。
これはルックスの良い会員ばかりに「いいね」が集中しないようにするための措置です。
したがって、限られたポイント(いいね)を誰に送るのかという戦略性のあるマッチングアプリといえます。
with
withはオリコンの2020年度マッチングアプリ満足度(婚活しやすいマッチングアプリ部門)1位を獲得したマッチングアプリです。
基本的な使い方はペアーズやOmiaiと同じですが、特徴的なのはメンタリストDaigoさん監修による心理テストや性格分析を受けられること。
その診断結果が相性の良さとして数値で表示されるので、心理テスト好きの人にはとても人気があります。
会員数が少ないというネックはありますが、「外見よりも相性の良さが大事」という人は1ヶ月だけでも使ってみると良いでしょう。
タップル
簡単な操作で人気なのがタップルです。
その秘密はフリック式という珍しい使い方にあります。
一般的なマッチングアプリは女性が一覧になって表示されるのに対して、タップルでは一度に一人しか表示されません。
その女性に対して「いいかも」(ペアーズでいうところのいいね)を送るかどうか判断しない限り、次の女性をみることはできないのです。
一度「いいかも」の送信を見送ると永遠にその女性とマッチングできない可能性があるため、ほとんどの場合において「いいかも」を送ることになります。
その結果、他のマッチングアプリと比べて多くの女性とマッチングすることができ、出会いの可能性が高くなるのです。
ゼクシィ縁結び
結婚情報誌のゼクシィが提供しているマッチングアプリがゼクシィ縁結びです。
多くのマッチングアプリが女性無料を基本としているなか、ゼクシィ縁結びは男女とも同じ料金を支払います。
したがって、「ちょっとだけ登録してみた」というような興味本位の女性はおらず、男性側としては安心してアプローチできます。
また、「お金を払った以上、何としても成果をだしたい」という女性が多く、積極的に活動しているのもゼクシィ縁結びの特徴です。
tinder
世界規模で会員を持つのがtinderです。
tinderは「気軽に使える」「無料で出会える(可能性がある)」というのがウリ。
タップルと同じフリック式を採用しており、マッチング率は高めです。
ただし、プロフィールの内容が薄く、細かいことはマッチング後にやり取りしてみなければ分かりません。
また、恋人探し、友達作り、メル友募集など、会員の利用目的が多岐にわたるという点で他のマッチングアプリとは大きく異なります。
マッチドットコム
マッチドットコムはアメリカに本社を置くMatch Groupが展開しているマッチングアプリです。
外国人との出会いも期待できるグローバルさで人気。
プロフィール欄ではお相手に求める条件まで細かく設定でき、理想の人との出会いにこだわるなら大変おすすめです。
ただし、日本国内の会員数はまだまだ少なく、条件設定が細かすぎると誰ともマッチングできない可能性もあります。
マッチングアプリの女性会員には共通点がある
比較表をご紹介する前に、どのマッチングアプリの女性会員にも共通している点について説明しておきます。
すべての女性に当てはまるわけではありませんが、傾向としてはっきり表れているので、しっかり頭に入れた上でアプローチしてください。
<女性会員の共通点>
- ●美人もいれば残念なルックスの女性もいる
- ●マッチング相手を選ぶときはルックス重視
- ●メッセージのやり取りはやや苦手
- ●こじらせた恋愛観を持っている
- ●自分に自信がない
美人もいれば残念なルックスの女性もいる
マッチングを利用=モテない=ルックスが悪いと思われがちですが、実際にはルックスの良い人もいます。
その割合は職場の同僚や社会人サークルに美人がいるのと同じくらい。
マッチングアプリだからといってとくにブサイクが多いわけでも美人ばかりというわけでもないのです。
したがって、「ルックス重視で女性を選ぶ」という男性であっても、じっくりととりくめば納得のいくお相手探しができます。
女性がマッチング相手を選ぶときはルックス重視
ルックス重視の男性が多いのと同じように、女性もまた男性を顏で選びます。
それは比較的相性重視の女性が多いwithにもいえること。
女性がマッチング相手を選ぶときは、まず顏で判断。
そこで「好みじゃない」と思われてしまうと、いかに自己紹介に素晴らしいことが書かれていてもマッチングしません。
マッチング率は20%以下
マッチングアプリを使って恋人を作っている人は大勢います。
編集部もこれまでマッチングアプリを使って何人もの女性とお付き合いしてきました。
しかしながら、その道のりはそう簡単ではありません。
とくにハードルが高いのがマッチング。
ランダムに抽出した女性100人に「いいね」を送ったとして、マッチングできるのは10人いれば良い方。
ルックスの良い女性にこだわって「いいね」を送ったときなどは3~4人程度です。(平均的な容姿の編集部実績値)
無論、イケメンであればもっと高い確率でマッチングできますがそれでも20%が限界でしょう。
そのため、マッチングアプリでは手当たり次第にいいねを送るというのが基本戦術になります。
メッセージのやり取りはやや苦手
マッチングアプリにいる女性はメッセージのやり取りがやや下手です。
それは、
- ●男性に対して褒め言葉がまったく言えない
- ●やり取りを発展させる質問をしない(思いつかない)
という傾向があることから分かります。
やり取りをすること自体は嫌いじゃなく、むしろたくさんやり取りして男性を見極めようします。
しかしながら、男性を褒めたりやり取りを盛り上げたりといった技術が不足気味。
男性にとっては「いくらやり取りしても手応えがない」と感じられることでしょう。
そのため、男性側には強い気持ちが必要。
「前向きに攻めてフラれるのなら仕方がない」というくらいに割り切って、突き進むしかないのです。
自分に自信がない
容姿の良し悪しに関係なく自分に自信がないという傾向もあります。
自信がないからリアルな生活の場でモテないのか、あるいはモテてこなかったがために自信が持てないのか・・・
いずれにせよ、「私なんかじゃダメだ」とすぐに身を引いてしまうので、やり取りやデート中のちょっとした失言は命取りです。
とくに男性が「過去にモテた話」をしてしまうと、女性は「私が相手じゃ付き合ってもすぐに浮気されそう」と思い込みます。
少なくとも、「どんなにライバルがいてもこの男性を手に入れてみせる」というガッツはありませんから、その心理に配慮したアプローチを行ってください。
こじらせた恋愛観を持っている
自分に自信がないからなのか、一風変わった恋愛観を持っている女性が大勢います。
- ●若い頃にチヤホヤされた感覚をいつまでも引きずっている
- ●男性に対して異常な警戒心(偏見)がある
- ●理想が高すぎる
- ●ドラマのような出会いがあると信じ切っているetc…
いわゆる「こじらせた人」であり、遊び慣れた男性なら「もっと目の前の現実を見た方が・・・」と思うことでしょう。
しかし、この点に関していくら突っ込んでも理解できないのがこじらせ女子というもの。
むしろ口論になってしまいますから、男性は白馬の王子様になりきることが重要です。
相手の女性が持つ恋愛観や求めているものを正確に読み取って、望み通りの男性を演出してください。
人気マッチングアプリの比較表:男性料金
人気のマッチングアプリは前述した通りです。
それぞれに特徴がありますが、男性は基本的に課金しなければ出会えないという点は同じ。
そうなると気になるのが料金です。(マッチングアプリは月額固定制)
各マッチングアプリの料金を比較表にまとめたので、登録先を決める判断材料の一つに使ってください。
ちなみに、WEB版はクレジットカード決済をした場合の料金、アプリ版はApple ID決済をした場合の料金を記載しています。
<WEB版>
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | |
---|---|---|---|---|
ペアーズ | 3,590円/月 | 2,350円/月 (7,050円の一括払い) |
1,830円/月 (10,980円の一括払い) |
1,320円/月 (15,840円の一括払い) |
Omiai | - | - | - | - |
with | 3,600円/月 | 2,667円/月 (8,000円の一括払い) |
2,350円/月 (14,100円の一括払い) |
1,833円/月 (22,000円の一括払い) |
タップル | 3,700円/月 | 3,200円/月 ( 9,600円の一括払い) |
2,800円/月 (16,800円の一括払い) |
2,234円/月 (26,800円の一括払い) |
ゼクシィ縁結び | 4,378円/月 | 3,960円/月 ( 11,800円の一括払い) |
3,630円/月 (21,780円の一括払い) |
2,640円/月 (31,680円の一括払い) |
tinder (goldプラン) |
2,956円/月 | - | 1,478円/月 ( 8,870円の一括払い) |
958円/月 (11,500円の一括払い) |
マッチドットコム | - | 4,240円/月 (10,200円の一括払い) |
2,990円/月 (17,940円の一括払い) |
1,940円/月 (23,280円の一括払い) |
*OmiaiのWEB版は2021年9月をもって課金不可(2021年12月にWEB版サービス終了)
<アプリ版>
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | |
---|---|---|---|---|
ペアーズ | 4,300円/月 | 3,600円/月 (10,800円の一括払い) |
2,400円/月 (14,400円の一括払い) |
1,733円/月 (20,800円の一括払い) |
Omiai | 4,800円/月 | 4,600円/月 (13,800円の一括払い) |
4,466円/月 (26,800円の一括払い) |
3,566円/月 (42,800円の一括払い) |
with | 4,200円/月 | 3,267円/月 (9,800円の一括払い) |
2,967円/月 (17,800円の一括払い) |
2,233円/月 (26,800円の一括払い) |
タップル | 4,000円/月 | 3,400円月 (10,200円の一括払い) |
2,967円/月 (17,800円の一括払い) |
2,400円/月 (28,800円の一括払い) |
ゼクシィ縁結び | 4,900円/月 | 4,800円/月 (27,800円の一括払い) |
4,633円/月 (27,800円の一括払い) |
3,733円/月 (44,800円の一括払い) |
tinder (goldプラン) |
3,200円/月 | - | 1,617円/月 (9,700円の一括払い) |
1,067円/月 (12,800円の一括払い) |
マッチドットコム (プレミアムプラン) |
5,000円/月 | 3,600円/月 (10,800円の一括払い) |
3,133円/月 (18,800円の一括払い) |
- |
どのマッチングアプリも長期間契約すると割引料金が適用されます。
ただし、その金額はまちまち。
割引率も異なるため、費用を気にするならどのマッチングアプリで何ヶ月契約するかが重要なポイントとなります。
これに関してマッチングアプリ業界では、「恋人ができるまでの平均期間は3~4ヶ月」と言われています。
どのマッチングアプリにも当てはまることなので、6ヵ月プランや12ヵ月プランはあまりおすすめできません。
人気マッチングアプリの比較表:女性会員の内容
女性のルックスの良し悪しはマッチングアプリ間で差はありません。
しかし、女性会員の主な年齢層や性格、目的、本気度などはマッチングアプリごとにかなり違います。
下の比較表はそれらの点についてまとめたものです。
主な年齢層 | 女性の性格 | 利用の目的 | 女性の本気度 | |
---|---|---|---|---|
ペアーズ | 20代中盤~ 20代後半 |
明るい | 恋愛目的 結婚は2~3年後 |
まあまあ |
Omiai | 20代後半~ 30代前半 |
大人しい 内向的 |
婚活目的 結婚はすぐにでも |
高め |
with | 20代後半~ 30代前半 |
大人しい 内向的 |
婚活目的 結婚はすぐにでも |
高い |
タップル | 20代前半~ 20代中盤 |
明るい ノリが良い |
恋愛目的 興味本位 |
低め |
ゼクシィ縁結び | 30代前半~ 30代中盤 |
大人しい 真面目 |
婚活目的 結婚はすぐにでも |
非常に高い |
tinder (goldプラン) |
20代前半~ 20代中盤 |
明るい ノリが良い |
恋愛目的 友達作り |
低め |
マッチドットコム (プレミアム) |
30代前半~ 30代中盤 |
真面目 所得が高い |
婚活目的 結婚はすぐにでも |
高め |
この比較表にある通り、20代前半~中盤をターゲットにするならタップルかtinderがおすすめ。
ただし、どちらも女性のお相手探しに対する本気度が低く、マッチングしたのにメッセージの返信が来ないというケースが多々あります。
そのため、遊び目的に近い使い方をする人が多いようです。
20代中盤~30歳くらいまでの女性と出会いたいならペアーズが一番。その他、Omiaiやwithにも大勢の対象者がいます。
したがって、利用目的に応じて使い分けることになるでしょう。
30歳以上の女性と出会いたいならゼクシィ縁結び、Omiai、withなどがおすすめ。
いずれも本気度で出会いを求めている女性が多く、マッチングしてからデートに至る確率も高くなっています。
人気マッチングアプリの比較表:使いやすさ
最後に、主なマッチングアプリの使いやすさを、
- ●会員数
- ●検索方法
- ●出会いやすさ
- ●コスパ
という4つの観点から比較しておきます。
会員数の多さ | 検索のしやすさ | 出会いやすさ | コスパ | |
---|---|---|---|---|
ペアーズ | ||||
Omiai | ||||
with | ||||
タップル | ||||
ゼクシィ縁結び | ||||
tinder (goldプラン) |
||||
マッチドットコム (プレミアム) |
あらゆる面でバランスが良くなおかつハイレベルなのはペアーズです。
20代中盤~後半が女性の主な年齢層とご紹介しましたが、会員数が非常に多いので、男性は20代前半から40代後半まで年齢を問わず質の高い恋活ができます。
Omiaiもペアーズと同等にハイレベル。
WEB版が廃止になることでコスパが悪くなるのは否めませんが、そうは言っても月額にして1,000円程度の差しかなく、致命的とは言えないでしょう。
したがって、基本的には恋愛目的ならペアーズ、婚活目的ならOmiaiという使い分けになります。
とはいえ、ペアーズやOmiaiを3~4ヵ月利用しても結果が出ないこともあります。(出会いには運の要素も多分に含まれるため)
その場合は自身の目的をより明確にし、その目的に特化した他のマッチングアプリを試してみてください。
- ●本気の婚活・・・ゼクシィ縁結び
- ●恋愛を楽しむ・・タップル
- ●遊び目的・・・・tinder
- ●30代以降・・・・マッチドットコム
まとめ
この記事では人気のあるマッチングアプリ7つの男性料金、女性会員の内容、使いやすさを比較しました。
諸々を比較した結果から分かるのは、ペアーズ(恋愛目的)とOmiai(婚活目的)を軸として利用していくのが良いということ。
この二つは会員数が多く汎用性が高いので、目的やターゲットの年齢層が少々ずれていても出会える可能性は十分にあります。
ただし、上手く出会えなかった場合は3~4ヶ月でいったん見切りをつけ、タップルやゼクシィ縁結び、tinder、マッチドットコムにも目を向けるべきです。
ペアーズやOmiaiと比べると欠点は多くなりますが、そのマッチングアプリが持つ本来の用途通りに使えば、ペアーズやOmiaiと同等かそれ以上の確率で出会えますよ。