出会い系サイトの攻略法

2017.04.29

出会い系詐欺にあった場合の対処法と弁護士一覧

出会い系詐欺被害の実態

出会い系詐欺の相談件数は年々減少傾向にあります。
国民生活センターの調べによると2017年現時点での相談件数は1,625(2016年同期 1,723件)。2015年同時期の2077件よりも大きく下回る結果となっています。
全体の詐欺件数は減少しているものの、手口は年々巧妙化しており、最近では芸能人のマネージャーと偽った人物からお金の要求をされたるいわゆる「アイドル詐欺」や「高額当選した」とのメールが届いて受け取りをお願いすると「受け取りには手続きが必要となりその手続きに費用がかかる」とデタラメな言い訳をして金銭を要求するといった悪質な詐欺が横行しています。
出会い系サイトの詐欺と言えば一般的にサクラや迷惑メールによるものが知られていますが、このようなポピュラーの詐欺以外にも新しい手口がどんどん増えているので注意していただきたいところです。

出会い系詐欺に遭遇してしまった場合

気付かないうちに悪質出会い系サイトに登録してしまっていた、自分のメールアドレスや電話番号が転売されていた、という被害に合われた場合にはいちいち相手にせず無視するのがもっとも有効だと言えます。
架空請求や迷惑メールがガンガン届いている中で無視を決め込むのは少し勇気のいることかもしれませんが、ここで反応してしまうと詐欺業者はそこに付け込んでますます過激な行動に出るでしょう。
「警察に通報する」と脅しても怯まない人もいますので、脅すよりも完全無視の方が有効かつ効果的です。
相手にしても労力と時間を無駄に奪われるだけですから、どれだけ金銭の要求があってもお金は絶対に支払わないようにしてください。

然るべき場所に相談する

無視し続けてもしつこく架空請求や迷惑メールを送り続けてくる、もしくは裁判所から正式な通知が届いてしまった場合はお金を払う前に然るべき場所に相談するようにしてください。
特に裁判所からの通知はここ最近急増している手口ですが、ひとつだけ注意点を申し上げておくと、裁判所からの通知書に関しては正式なものなのでこれを無視すると「特別送達」という書類が送られてきます。
ちなみにこの特別送達というのも裁判所からの正式な通知書になりまして、ざっくり言うと「あなたのことを訴える」という内容になっています。
この通知を完全無視していると最悪の場合給与や財産を差し押さえられる可能性があるので、裁判所から送られてくる通知書に関しては必ず目を通すようにしてください。
とはいえ、通知書が届いたからと言って必ずしもお金を支払う必要はありません。
これは裁判所が「原告側がこのように訴えていますがあなたの言い分はどうですか?出廷してお話を聞かせてください」ってことを非常に分かりづらい文章にして説明しています。
裁判とか出廷とか聞くと怖いイメージがありますが、そもそも架空請求しているのは相手ですし被害者はこちら側で何ひとつやましいことなど無いのですから、通知書が届いた時は堂々と出廷してやればいいのです。
しかし、予備知識なしで裁判に出廷するのもやはり不安が大きいので、出会い系詐欺に詳しい各機関に事前に相談するようにした方がいいかもしれません。

国民生活センター

URL:http://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html

まず相談してほしい機関です。
様々な詐欺の事例、相談などに対応しているので、的確なアドバイスと今後の対応を一緒に考えてくれます。

警視庁 サイバー犯罪対策課

URL:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/index.html
ネット犯罪のプロが取り締まる部署です。
詐欺だけに限らず、あらゆるネット犯罪に対応しているので、どのような犯罪にも相談に応じてくれるでしょう。
ただし、警察の捜査が行われるのは被害件数が多い場合、被害届が複数受理された場合に限るので、被害者があなた一人だけなら警察は動いてくれないかもしれません。

法テラス

URL:http://www.houterasu.or.jp/index.html

詐欺による金銭的な問題で悩んでいるなら法律のプロが集まる法テラスで相談されることをおすすめします。
先ほど申し上げた裁判所からの出廷命令に関しても法テラスで相談された方が安心できますし、裁判でどのような発言をすればいいのかも親身になって教えてくれるでしょう。

出会い系詐欺のトラブルを解決してくれる弁護士事務所まとめ

出会い系詐欺の被害にあってしまったら……

悪質サイトの存在が少しずつ減少しているとはいえ、出会い系詐欺による金銭トラブルや詐欺被害の相談は後を絶ちません。
もしも運悪く自分がその当事者となってしまった場合、どのような対応をとればいいのか素人では判断がつきにくいもの。
とはいえ、焦って誤った判断を下してしまうと取り返しのつかない事態に発展する恐れもあるので、被害にあった時は自分自身で解決しようとせず専門家に相談することが何よりも大切です。
「相談してもお金が返ってくる保障がないから」と泣き寝入りすることはありません。
出会い系詐欺のプロに相談をすれば適切なアドバイスをもらうことができますし、解決の糸口もちゃんと見つけることができるでしょう。
次章ではそんな出会い系詐欺の専門家をご紹介していきます。

東京総合法律事務所

URL→http://www.office-shigejirou.com/

出会い系詐欺やインターネット詐欺などの案件を専門に取り扱っている法律事務所です。
身に覚えのない架空請求、退会費用の請求、相手に会えないままポイント課金だけされる、などのありがちな出会い系詐欺から高額費用の請求までしっかりと対応してくれます。
東京とありますが、日本全国どこでも対応しており、はじめてご利用になられる方は相談料、着手金、調査料のすべてが無料となります。
24時間相談受付していますので、気軽に相談できるのも魅力のひとつです。

アーライツ法律事務所

URL→http://r-rights.jp/
高額請求の被害に特に強いアーライツ法律事務所。
悪質出会い系サイトの本部もすべて調べ上げているため、相談する側としても心強いです。
無料と書いてあったのに登録したら実は有料だった、退会に高額な退会費用が必要だと言われた、高額商品に当選したとメールが来て言われるままにお金を振り込んだら音信不通になったなど、こうした高額請求の実績をいくつも持つ法律事務所です。
請求に頭を悩ませている方は一度相談されてみてはいかがでしょうか。
電話、メールの相談は24時間対応しています。

サルート法律事務所

URL→http://salute-lawoffice.jp/

出会い系詐欺からインターネット詐欺まで幅広く相談を受け付けているサルート法律事務所。
悪質出会い系サイトの特徴や手口、最近相談を寄せられた出会い系サイトの名前などもサイト上で公開しているので、非常に参考になります。
相談料、着手金は一切無料。完全成功報酬型なのではじめての方でも安心して相談することができます。

富士総合法律事務所

URL→http://www.fujisougou.jp/category/1811488.html

芸能人と偽る人物からメールが送られてきて悪質サイトに誘導された、利用料と称して高額な費用を請求された、いつの間にかポイント購入したことになっているなどの出会い系サイト被害に特化した法律事務所なので、的確なアドバイスが期待できます。
また日本全国どこでも対応しているので、遠方の方でも気軽に相談できます。

弁護士ドットコム

URL→https://www.bengo4.com/internet/1073/

弁護士ドットコムは、日本全国の弁護士にネット上で相談、検索することができる情報サイトです。
どの弁護士に依頼すればいいのか分からない、疑問に思っていることをまずは相談したい、という場合はこちらのサイトで弁護士を探されてみるのもいいでしょう。
出会い系詐欺だけに限らず、ほかの詐欺被害や民事、刑事などに特化した弁護士も集まっているので、複数のトラブルに巻き込まれている方は弁護士ドットコムでそれぞれにその道のプロを見つけることもできます。
また、過去の相談内容も気軽に閲覧できるので、同じ悩みを持つ人に弁護士がどういった回答を付けたのかも参考になります。
相談料や報酬なども弁護士によってバラバラなので、それぞれの弁護士の得意分野などを見て一番相性のいい人を見つけることをおすすめします。

CSIB相談センター

URL→http://soudan.csib.jp/
一般社団法人CSIBが運営する無料相談センターです。
まずは誰かに相談したい、という場合はこちらの相談センターに電話をしてアドバイスをもらうのもひとつです。
CSIBではインターネット全般のトラブル、詐欺被害などの相談を受け付けているので、被害にあわれた方が今後どのような行動をとるべきか、具体的にアドバイスしてくれることはもちろん、詐欺かどうか判断できないようなケースにもじっくりと相談に乗ってくれます。
お金を騙し取られたけど弁護士に相談するにはハードルが高すぎる、詐欺と呼ばれるケースかどうか分からない、という場合は一度電話にて相談されてみることをおすすめします。ただし、電話相談は平日のみに限りますので、その点だけご注意ください。

出会い系詐欺の被害にあった時の手順

ここまで出会い系詐欺に関するプロフェッショナルと専門サイトについてご紹介してきましたが、実際のところ被害にあわれてすぐに弁護士に相談するというのもなかなか勇気のいることですよね。
弁護士によって得意分野が違うことはもちろん、費用面も大幅に異なってくるので、相談できないまま泣き寝入りしてしまう人も多いと思います。
そこでここからは、実際に被害にあった場合にどのような手順で相談すればいいのかをご紹介していきたいと思います。
まず「詐欺にあったかも」と思ったら、近くの消費者センターに相談してみましょう。
以下のURLからお近くの消費者センターを検索してください。

URL→http://www.kokusen.go.jp/map/

消費者センターの番号が分からない場合は消費者ホットライン「188」に電話してください。お近くの消費者センターの窓口に転送されます。
本来なら詐欺行為は立派な犯罪であり、相談するべき場所も警察が一番妥当なのですが、ネット上の犯罪はなかなか立証するのが難しいうえに警察も積極的に動いてくれません。
特に詐欺業者というのは身元を特定するのに時間がかかりますから、「どこの誰だか分からない相手にお金を騙し取られた」と相談しても聞く耳を持ってもらえないケースが多いのです。
警察への相談が有効となるのは自分を含めて複数人の被害者がいる場合に限ります。
被害者の数が多いほど、そして被害額が大きいほど警察は積極的に動いてくれます。
なので、身近に被害にあわれた方がいない場合は消費者センターに相談した方が有効だと言えるのです。
ちなみに、消費者センターへの相談をスルーしていきなり弁護士に相談される方もいるかと思いますが、これはできれば避けられた方がいいです。
なぜなら、先に申し上げた通り、弁護士にも得意分野があります。そして実力に応じて回収できるかできないかも変わってきます。
実力のない弁護士に依頼すれば二重に無駄金を使ってしまうだけですから、専門家への相談は最終手段としてとっておきましょう。
また最近では出会い系詐欺専門と称した偽物の弁護士事務所も増えています。
これは出会い系詐欺被害にあった人をカモにした詐欺業者の手口で、着手金や相談料を払った途端に連絡が途絶えてしまいます。
つまり、被害者は出会い系サイトと偽物弁護士からの二重詐欺にあうわけですね。
こうした偽事務所の被害にあわれる方も年々増えていますので、予備知識なしでいきなり弁護士事務所に相談するのはあまりおすすめできません。
弁護士を使う時はどうしても問題解決できなかった時、もしくは損害額が非常に大きい時だけに留めておきましょう。

相談する前に必要な準備

では続いて、実際に相談するとなった場合に準備しておくものをご紹介していきましょう。
まず、あなたが被害にあわれた時の経緯を細かく記したメモを用意してください。
記載する内容は以下のような事柄で結構です。

・サイトを知ったきっかけ
・サイトに登録した日
・サイトで登録していた期間
・登録したデバイス
・登録時のID、パスワード、メールアドレス、ニックネーム
・やりとりした相手の情報
・やりとりしたメールの内容
・登録したサイトの情報

上記の内容を日記形式で問題ありませんので、出来る限り細かく記してください。
弁護士に相談する際は口頭で説明しても構いませんが、メールの内容などは証拠にもなりますので削除せず保存してプリントアウトしておくことをおすすめします。
利用されていた出会い系サイトによってはメールの保存期間が定められていたり、相手が退会すると自動的にメール内容が削除されるシステムになっていることもあります。
被害にあったかもしれない……と思ったら、直ちにすべての情報を保存しておくようにしましょう。
また、被害額の情報も大切な証拠となります。
銀行振り込みした時の明細書、カード引き落としの明細書、webマネーの種類番号、支払い日時と支払い頻度などもメモしておくようにしてください。
弁護士に限らず、消費者センターで相談する際にも詐欺の経緯と証拠は重要なポイントとなってきますので、誰が聞いても分かるよう日付ごとに起こった出来事をまとめておくとスムーズに話を進めることができます。
明細書がない場合はそれぞれの発行元に連絡をすれば再発行してもらうことが可能です。
登録されたサイトが悪質サイトの場合は、記載情報が嘘の可能性が高いですが、それでもできる限り相手の情報を記録しておいてください。

・サイト名
・サイトのURL
・運営会社
・住所、電話番号、代表者名
・利用規約、プライバシーポリシー
・料金形態
・第二種電気通信事業番号(あれば)
・インターネット異性紹介事業番号(あれば)

これらの情報を画像に保存しておくのがベストです。
仮に上記の中で記載されていない項目があったとしても、記載されていなかった事実を裏付ける証拠となりますので、必ずすべてのページを撮影しておいてください。

プロに相談すれば騙されたお金は回収できる?

「必ず回収できる」と言いたいところですが、こればかりはケースバイケースと言うほかありません。
なぜなら、出会い系詐欺と一言でいってもその詐欺被害は人によって様々ですし、相手の出方によっては戦いが長期化して被害者の心が折れてしまう場合もあります。
もちろん非があるのは詐欺をしている業者側なのですが、被害にあったことを正当化するためにはいくつもステップをクリアして地道に努力を積み重ねていく必要があります。
内容証明や通知書などの作成から、詐欺被害にあった証拠のかき集め、記録の作成といった様々な課題を超えていかねばならず、被害者側は肉体的にも精神的にも追い詰められていきます。
さらに、これだけの辛い思いをしても回収できるかどうか分からないとあれば、途中で断念したり、相談料と被害額を照らし合わせて泣き寝入りしてしまう人が多いのも事実です。
「何かあれば弁護士に相談すればいい」という気持ちで出会い系サイトを利用するのではなく、常日頃から詐欺に気を付けて、悪質なサイトには登録しないようにしていただくことが一番の予防策と言えます。
「自分だけは大丈夫」「詐欺には絶対に合わない」と他人事のように思われている方も多いですが、工作員はこうした人の心の余裕に付け込んできます。
自分の判断を過信せず、少しでも疑わしいところがあれば第三者に相談をしてアドバイスをもらうようにしてください。
ちなみに、無料サイト、エロを押し出しているサイト、無名のサイトの3つは高確率で悪質サイトです。
逆にこれら3つを避けていただければ悪質サイトの被害にあう可能性も低くなります。
安心安全に利用できる出会い系サイトは一握りです。どうか誇大広告や無料と言う謳い文句に騙されないようにしてください。

まとめ

架空請求などの被害にあわれても、無視をしていればだいたい連絡が来なくなりますし、それでも請求がひどいようならメールアドレスを変える、受信拒否設定にする、着信拒否にするなどの対応をとれば大抵はブロックできます。
ただ、万が一のために備えて架空請求が来た証拠だけは残しておくようにしてください。
証拠があれば裁判所から出廷命令が来たとしても「架空請求による被害者」ということを証明できるので安心です。